「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

自習時間に見えたもの

2011年09月04日 | 今日のお仕事 
昨日、今日と、授業の他に自習時間を付け加えた長時間対策授業を行いました。
学年に関係なく、集中力の個人差がかなり見受けられました。
そしてなんと中1クラスの中に「自習できない」生徒がいることが発覚。

たいていの生徒が自習時間が始まると同時に
自分のやるべき課題に取り組み出すのに
この生徒は「どれをやろうかな」と
ワークやプリントをあれこれ物色しているうちに
10分経ち、20分経ち…
途中、友達に話しかけたりキョロキョロしたりして
いつまでたっても始まらない。
私が見ていてハッパをかけてもこんな感じ。
勉強を始めても、1問やるたびに
「あってる?」「コレどういう意味?」とほぼ講師が付きっきり状態。
これじゃあ家でひとりで勉強をやる習慣なんてついてるわけないよな。
お母さんに手取り足取り教えてもらっている状況が目に浮かびます…。

一方、ここぞとばかりに日頃たまっていた質問疑問をぶつけてくる生徒もいます。
鋭かったり深すぎたりして、こちらもタジタジ。
「学校の先生にも聞いてみた?」ときいたら「なんか聞きにくいから聞いてない。」
嬉しいような気もするけど、ちょっと苦しい。