「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

自己採点に性格が出る

2014年11月27日 |   中3 
今日は中3クラスの英語で先週実施した模擬テストの自己採点(兼復習)を行いました。
リスニングからやり直したのですが、盛り上がる盛り上がる。
1問解答を板書するたびに歓声や溜め息が。
くだらないミスをしたことに気づいてへこんでいる者がいたり
「この程度のミスなら△がもらえますよね~?」と大甘ちゃんがいたり。

英作問題は事前に全員の解答赤ペンチェックして渡したのですが
とにかく個人差が激しくて、実力だけでなく普段の勉強量の差までもハッキリ表れていました。
要注意人物にはさり気なく声をかけたりしたのですが、伝わったかどうか…。
また機会を見つけて勉強するように仕向けないと。

自己採点の結果を報告してくれる生徒の様子を見ていると
点数が取れる生徒ほど控えめに評価する傾向があります。

たとえば、私が「オマケで△、マイナス1点」としたところを
テスト会社の採点では×で返ってくると想定して計算する生徒と
○で返ってくると想定して計算する生徒と、△-1点で計算する生徒と3パターンいて
高得点を取る生徒ほど×で返ってくると想定して計算していました。

慎重、というだけでなく、「ダメだったときのための次善の策」を常に考えているところが
デキル所以なんだろうなあ。
こういうとき、自分に甘い生徒はとにかく楽観的で
「悩まない」ことは長所かもしれないけど、ともすると現実逃避に走りがち。
入試に向かう一直線の道を、どこかで踏み外さないように、ちゃんと見ていないと…。

実際は何点とれたのか、結果が返ってくるのが楽しみです。