「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

オバケのせいじゃない

2016年12月29日 | 今日のお仕事 
世の中は御用納めが終わり、帰省ラッシュや出国ラッシュが始まったようですが
ウチはむしろ今が(疲労の)ピーク。
今日の最後の授業では、声を張りあげすぎて酸欠だからか
ずっと立ちっぱなしで筋肉がろくについていない足が体重を支えきれなくなったのか
ちょっとフラッとしてしまったくらい疲れています。
あともう1日。明日をのりきればお正月休み。
…と思っていたのは私だけではなかったようで。

中3クラスの生徒たちも、月曜日からの連続授業にお疲れ気味。
腰が痛いだの、お尻が痛いだの、イスにケチをつけたりして
疲労をアピールしてきます。
学校の授業時間より短いのに、なんでそんなに耐久性がないのかな。

「腰が痛い」とアピールしていた女子生徒が
「なんか背中がゾクゾクしてきた!」と言うので
雨がみぞれ交じりになってきたから気温が下がってきたせいかも
あるいは風邪の前触れか…と上着を羽織るように指示したら
「きっと後ろにオバケが近づいてきてるんだ!」と言い出してビックリしました。
違うと思うよ?

彼女の発言に同調するような生徒もいて
そういえば、前もそんなこと言っている生徒がいたことを思い出し
中学生にとってオバケはリアルなのか、と驚くと同時に微笑ましく思いました。
平安時代の人々が「病気は物の怪の仕業」と考えていたのと
つながるものがあるなあ、と妙に納得してしまったり。

ともあれ、その悪寒はオバケのせいでは絶対にないので
無理をせずに暖かくして、せっかくのお正月休みに
寝込んでしまわないようにしてほしいです。