「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

刺股

2020年12月18日 | 今日のお仕事 
中3国語は、早いクラスは魯迅「故郷」に入りました。

これって私が中学生のころから教科書に入っていて
その頃から古い言葉が多くてわかりづらいと思っていたから
イマドキの中学生にはもう古典。
知らない言葉・表現が多すぎて、状況を説明する以前の問題。
調べたら、書かれたのは約100年前らしいです。

今日は物語の最初の方を読んだのですが
「『苫』って何ですか?」「『やれ茎』って?」と
単語の質問が出るわ出るわ。

しかし、主人公が幼馴染を思い出すシーンで出てくる『刺股(さすまた)
少し説明するだけですぐにわかってくれました。
というのも、「小学校にあった!
不審者情報が出たとき先生が持って廊下に立っていた!」らしいのです。
物騒な世の中になったものだ。
すぐにわかってもらえたのは助かったけど、なんか複雑な気分。