「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

思いどおり

2008年11月10日 |   中3 
国語の記述問題の添削をしていると
不自然な日本語のオンパレードでめまいがしてきます。

内容を理解していることはかろうじてわかるのですが
それを適切な言葉でまとめる、というのが難しいようです。
いちばんの原因は、言葉を知らない、つまり
「書き言葉」=「書物」に触れていないということなんだろうな。

本人たちも自覚があるらしく
「本を読んだ方がいいですか」なんて言っていましたが
中3だと高校受験には間に合わないかも。
その意識は大切なのでぜひ実行してほしいけど…。

今日は本文中に出てくる言葉にもかかわらず
クラスの半数が「思いどり」書いていることに気づいて愕然としました。
表現力の前に、まずは注意力が必要だ。

弓矢

2008年11月09日 |   中2 
今日は昼からテスト対策授業でした。
久しぶりの5時間授業に、生徒も私も若干ヘトヘト。

中2国語「扇の的」(『平家物語』)から
「なぜ扇は空へ舞い上がったのですか。」
という記述問題をやったのですが
生徒の答えで
「与一のが扇に当たったから。」
というのを見て力が抜けた。
って…。
さすがに弓矢の名人・与一でも
海風の中、約70メートル先の扇に馬上から弓を投げて当てるのはムリだろ。
それとも、やり投げの選手並みだったら可能なのかなあ?

答えは
「与一の放ったが扇に当たったから。」

まあ、実際に弓矢を見たことがないんだから
うっかり間違えるのもわからなくもないけど…。

ペース配分

2008年11月08日 | 今日のお仕事 
さて、ようやく各中学校の第3回定期テスト範囲が出そろいました。

見てみると、短いところは本当に短い。

例えば、ある中学校の1年英語のテスト範囲はレッスン4まで。
全部でレッスン9まであるので
この調子だと今年度中に教科書が終わりそうにない。
他の中学では、速いところでレッスン7までだというのに…。

生徒たちからは
「イラストの登場人物がまだ半袖なんです!
という苦情(?)がありました。
おそらく「ハロウィン(レッスン6)」はお正月過ぎになるだろうし
「お正月(レッスン8)」は今年度中に終わるか怪しい感じだと思う…。

ゆっくり進んでいる分、しっかり理解できているならいいんだけど
そういうわけでもなさそうだし
「学校で何やってるの?」と聞いても
要領の得ない答えしか返ってこないし、ホントどうなってるのかな~。

立冬

2008年11月07日 |   中1 
生徒から今日の日付をきかれたので
「11月 なのか です。」と答えた。
すると、「 なのか って何日?」と更に質問を受けた。
前もそんな生徒いたな、と思いつつ、ちょっとショック。

日付の話が出たので、ついでに
「今日は立冬です。暦の上ではもう冬になったってことだよ。」と言ったら
ヤッター」と大喜びする生徒がいました。
そんなに嬉しいなんて、ちょっとうらやましいぞ。

効果音

2008年11月06日 |   中3 
国語の記述問題では
生徒の机の間を回って個別に丸付けをしています。

基本的に端から順に見ていくのですが
生徒によって書き上げるスピードに差があるため
結局書けた順に生徒のところへ駆けつける、
という感じになります。

そのため、生徒たちは答えを書き終わると
手を挙げたり、声を上げたりして
丸付けを催促してきます。

今日は、私が問題文を音読し終わった瞬間
まるで早押し問題に答えるような勢いで
「ピンポーン!と叫んだ生徒がいました。
スピードを競わせるつもりはないんだがなあ。

彼のところへ行く途中で
書き終わった別の生徒の解答を見ていたら
しびれをきらしたらしく
「ガッテン!ガッテン!と別の効果音を叫んでました。
NHKですな。でも使い方が違う気がする…。

コンプレックス

2008年11月05日 |   中2 
今月から新たな入塾生を迎えたため、席替えをしたクラスがあります。

すると、たまたま最前列になった生徒からこんな抗議の声が。
「ぼく、背が低いイメージがあるかもしれないけど、そんなことないんです!

中1春から来てくれている生徒だし、言動がいまだに小学生っぽいので
小柄なイメージがあるのは認めます。
でも、今成長期でぐんぐん身長が伸びていることも気づいているし
(それでも、他の生徒と比べたらまだ小柄なほうですが)
最前列にした理由は身長だけではないのよ。

と説明したけれど、あまり納得してくれたようには見えませんでした。
「後ろでも見えるから後ろの席にしてくれ」としつこい。
前の方がよく見えていいと思うけどな~。

長身が有利な部活やっていることもあって
彼なりに気にしていることなんだろうな、と思いました。
私も小柄なので彼の気持ちがわからなくもないけど…。

イカロス

2008年11月04日 |   中1 
中1国語「竹取物語」の授業にて。

本文の学習が終わり、まとめの穴埋め問題をやってみました。↓↓↓

「竹取物語」は、竹の中から生まれた「かぐや姫」が
(   )の世界に戻っていくという話である。
 ア.月  イ.星  ウ.太陽

まったく迷う必要のないサービス問題なので
かえって悪ふざけする生徒も出たくらいです。

だな!
「そうだよな!
「でも、帰る途中で溶けるんじゃね?(←何が?)

などという会話をしていました。

本番の定期テストではふざけてはイカンよ。

模擬テスト

2008年11月03日 |   中3 
今日は中3で模擬テストを実施しました。

今回の模擬テストでほぼ志望校が決まるとあって、どの生徒も真剣…
だといいんですが、自覚のない生徒もいて、ちょっとガッカリ。

1科目45分、それもテストだというのに
集中力が持たないという生徒がいるんだよな~。

ボスは「私立しかないな…。気合いでなんとかしてもらおう。
なんて言っていましたが
その「気合い」が足りない気がする。
実力をつけるにはもう遅いし、困ったものだ。

「Xmasプチ缶3種セット」

2008年11月02日 | 今日の1品 

今日は思ったより天気が良かったのでウィンドショッピング。

この前までハロウィン一色だったのに
今日はどのお店もクリスマスのディスプレイになっていました。

まだ11月になったばかりなのにな~、と思いつつ
やっぱりのせられてしまった。


というわけで、今日の1品はクリスマス仕様の紅茶セットです。
左から「シャンパーニュロゼ」「ポミエ」「ホワイトクリスマス」。

期間限定品や、この時期お勧めなど、いろいろな種類があって迷ったのですが
香りサンプルや紹介文から特に気になったものがプチ缶でセットになっていたので
つい手が伸びてしまいました。

それぞれの紹介文と私の選択ポイントは…

「シャンパーニュロゼ」
 →「甘酸っぱいストロベリーとお祝いにはかかせないシャンパンの香り。
   ピンクとシルバーのアラザンがまるでグラスの中の泡のようにキュートなお茶です。」
   最近、発泡ワインをよく飲むのですが、ちょっと飲み過ぎなので
   お茶に転向しようかなと思い、取っかかりにどんなもんかな、と。

「ポミエ」
 →「ハニーブッシュとルイボスティーに、メープルとアップルの香りをブレンド。
   カフェインを含まないので、親子の楽しいティータイムにもピッタリです。」
   ノンカフェインなのが嬉しい。カフェイン入りだと眠れなくなるタチなので。
   香りが秋っぽくて、今すぐ飲んでみたい!と思いました。

「ホワイトクリスマス」
 →「ホワイトチョコレートの焼き菓子の中にほんのりアプリコット。
   ホワイトクリスマスの夜に家族や仲間が集う場面をイメージしました。」
   甘くて香ばしいチョコレートの香りにケーキが恋しくなりました。
   まさに12月の雪が降る頃に飲みたいかも。


寒いと出不精になるので、これからしばらくはお茶を飲みながら
家でまったりと過ごすことになりそうです。

<紅茶の詳細が気になる人はコチラへ>

バカメ?

2008年11月01日 |   中3 
中3英語の小テストで
become の過去形を書きなさい。」と出題したら
bacame と書いた生徒がいた。

授業中、さんざん「ベッカム」と読んでいたくせに
なんで間違えるかな~。

正解はbecame (ビケイム)です。

よほど印象に残っていたらしく
彼以外の生徒は全員正解していたんですけどね…。
いちばん覚えてほしい生徒に限って覚えてくれないんだよな。