「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

しめはテスト

2012年08月21日 | 今日のお仕事 
夏期講習会が終わりました。
やっと終わったぁぁぁ。 と思う反面
終わってみるとあっという間だったような気もします。

今日は中3クラスでは模擬テストを
中2クラスでは抜き打ちで数学だけテストを行いました。

中3クラスでは、この1ヶ月間の集中授業にもかかわらず
まるで集中力を身につけられなかった生徒がいたのが残念です。
テスト中にもかかわらず10分おきに爪を見つめている様子を見てガッカリしました。

一方で、「今日のテストでわからなかった問題の解き方を教えてください!」と
さっそく質問に来る生徒もいて頼もしかったです。
この分だと、また上位と下位に雲泥の開きがある点数データが戻ってくるんだろうな。

さて、中2クラスの方は、1時間目に「3時間目に数学のテストをします」なんて
発表したもんだから、生徒たちがずっとソワソワしていました。
中には「テストをするの、次回にしない?」と直談判に来る生徒も。
次回にしたところで点数に変わりはないと思うけど?
という数学担当者のひと言で却下。
油断していた生徒が多いので結果ひどそうですが
これを元に定期テスト対策のテコ入れを図っていきたいと思っています。

とりあえず、明日からしばらくゆっくりするぞ!

ねぼすけ君

2012年08月20日 | 今日のお仕事 
夏期講習会は明日で最終日。
中3クラスでは模擬テストを残すのみとなりました。
寝坊したらどうしよう…とプレッシャーを感じながら眠りにつくのも今日までだ!
と思うと嬉しいです。最後の1日、油断しないようにしなくちゃ。

生徒の方は悪い意味で朝授業に慣れてしまって
今日なんか平気で机に突っ伏して寝ている生徒(男子)がいて、血圧が上がりました。
むやみに怒っても仕方ないし疲れるだけなので、しばらく放っておいたのですが
隣の席の生徒(男子)は気になって勉強にならない様子。

あんまりじ~っと見ているもんだから
「そんなに寝顔を見つめないの!」と声をかけたら
「だって、寝顔はなかなかカワイイと思って。センセーもそう思うでしょ?」だって。
そ、そうかなー。私には小憎たらしいとしか… とは言いませんでしたけどね。

当のねぼすけ少年は、彼の問題発言に他の生徒がどっとわいたので
1度は目を覚ましたものの、またしばらくしたら寝てました。
ちょっとは身の危険を感じてほしいくらいだ…。

この生徒、朝クラスでは居眠り常習犯。
起こそうといろいろ試みてきましたが時間の無駄と思って今日は放置。
お金と時間を無駄にして、さらにクラスメイトとかなりの学力差が
できてしまったことを後悔するがいい!
本人に受験生としての自覚が生まれないことには、どうにもできないもどかしさがあります。

隣の生徒の寝顔にイタズラしようと思案顔の少年には教育的指導をしましたけどね。

ヨーグルト

2012年08月19日 | 今日の1品 
健康のため毎日ヨーグルトを食べるようにしています。
たいてい大型サイズの完全無糖のものを容器に取り分けて
果物かジャムをトッピング…ということが多いのですが
朝食を作るのに時間をかけていられない夏期講習期間中は特に
お手軽な4連ポットもよく利用します。

で、今のお気に入りはコレ。
チチヤスヨーグルト。
広島の会社ということで期間限定清盛パッケージ。
これは加糖タイプですが、水色の低糖タイプをよく食べています。

かわいらしいパッケージに惹かれて購入したのがきっかけですが
まろやかで優しい素朴な味わいで
安売りしているのを見つけると必ず買ってしまいます。
「日本で初めて発売されたヨーグルト」だそうです。

ちなみにパッケージのキャラクターは「チー坊」というらしい。
女の子だとばっかり思っていたけど、男の子?

今年も夏が終わる

2012年08月18日 | 今日のお仕事 
今日は夕方の授業中に激しい雷雨となり、生徒たちが騒然となりました。
市内の一部地域では停電もあったようです。
幸い当塾ではたいした支障もなく、授業が終わる頃には小降りになったため
みんな自転車で帰って行きました。

このところ相当ムシムシして、厳しい残暑に気力も体力も奪われそうな毎日でしたが
雨が降ったら急に涼しくなったような気がします。
やはり秋が近づいているんだなあ…。

激びっくり プチがっかり

2012年08月17日 | 今日のお仕事 
身長が低いのを補うために、少しヒールのある靴を履いて出勤→仕事をしています。
うだるような暑さの中を歩いて通勤して、一日中授業のために歩き回って…
という生活なので、かかとはすり減ってきているし全体的にヨレヨレ。
夏期講習会が終わって通常授業再開したら心機一転で新しい靴をおろそう
と用意していたんですが。

今日、変なとこでつまずいた拍子に靴底がベリっとなって終了ー。
いくら安物の靴とはいえ、こんな壊れ方をしたのは初めてです。
とりあえず応急処置としてガムテを貼ってしのぎましたが
思いがけず明日から新しい靴をおろすことになりました。

夏期講習会は、あと3日で終わるっていうのになあ…。

誤解を招く表現

2012年08月16日 |   誤・迷答!
お盆休みが終わり、今日から夏期講習会再開です。
今日はどのクラスでも「久しぶりに勉強して疲れた」という感じの生徒が多かったです。
お盆が終わるまでに宿題を終わらせる目星を付けるように言っていたのですが
やはりほとんど進んでいないようだし
早い学校は来週早々から授業が再開されるのに心配だなあ…

さて、今日は中3クラスの国語で慣用句の問題がでてきました。
慣用句やことわざは、教科書にも少し出てきますが
そこで覚えたかどうかより、読書量や家庭環境で知識量の差が大きいようです。

テキストには
空欄に適語を書きなさい。 「母が(   )にかけたバラが咲く。」

という問題があり、ヒントとして
「いろいろと世話をして心を込めて大切に育てる、という意味です。
 みなさんも現在お家の人に(  )にかけて育てられている最中です。
と言ったところ、それを聞いて書いた生徒の答えがコチラ。

「母が(  )にかけたバラが咲く。」

「手にかける」って「世話をする」という意味もあるけど
「自分の手で殺す」という意味もあるから、ちょっとドキッとしました。

正解は
「母が( 手塩 )にかけたバラが咲く。」

この生徒には「塩を足しておいて」と声をかけたのですが
「え?なんで料理?」と、かえって混乱させてしまいました。
伝わるように伝えるって難しいな。

母からのプレゼント

2012年08月15日 | 今日の1品 
今日は妹夫婦がお墓参りを兼ねて実家に顔を出したので一緒にランチに行きました。
実家が工事中で弟が不在というイレギュラーなお盆は
なんだかむしろ普通の日曜日みたいな感じ。

そして、何の記念日でもないのに母からペンダントをもらいました。
妹と石・デザイン違い。
好みもわからないし普段使い出来るように高価なものではないんだけど…
ということでしたが、緑色はよく着るので嬉しかったです。デザインもかわいいし。

そういえば去年だったか一昨年だったかも「(妹と柄違いで)着物買ったから
とか言ってたなあ。着る機会があるかもわからないのに…。

私も妹も今はなんとか月給をもらえる身分になったので
母には私たちのものよりも自分にお金を使ってほしいけど
母の気持ちなのでありがたく頂戴しました。

親孝行しないとなあ…(←プレッシャー

あみぐるみ

2012年08月14日 | 今日の1品 
今日は友達と雑貨屋さん巡りをしました。
彼女が気になっていたお店数軒をハシゴ…の予定だったのですが
お盆ということもあって、お休みだったり見つけられなかったり。
とはいっても、ちゃんと3軒のお店でゆっくりショッピングを楽しめました。

今日の1品は、1軒目のお店でゲットした編みぐるみのストラップです。
カエルのかぶりものがかわいすぎて…つい。
このお店には他にもいろんな種類のかわいいハンドメイド商品が並んでいて
すごく刺激されました。

2軒目のお店では「逃げる目覚まし時計」に釘付け。
私自身あまり目覚まし時計が必要ない体質なので買わなかったけど
寝坊常習の人に贈ってあげたいw

3軒目のお店では米軍も採用しているというインセクトシールド仕様の
商品がちょっと気になりました。
昨日のお墓参りで、念入りに虫除けスプレーを吹きかけていた母を
思い出したからかもしれません。

普段通らないような道や知らなかったお店に行けて有意義なショッピングでした。

実家の進捗状況

2012年08月13日 | 今日の出来事 
今日は土砂降りの雨をやり過ごしてからお墓参りに行ってきました。
今年も出かけている最中には降られず、濡れずに済んでよかったです。
例年より早く出かけたせいか、お墓で何組かの親戚とばったり遭遇
なんて嬉しいハプニングもあり、こんな天気でも悪くないなあと思いました。

さて、今日は久しぶりに実家(家はないけど)に帰ったので
どのくらい新しい家ができあがったか見てきました。

屋根も付いたし外壁もほぼできたので
これから先は天気の心配をしなくてよさそうです。
今年は梅雨時もそんなに雨が降らず、実家が更地になってからこれまで
比較的よい天気が続いたので助かりました。
急展開だったけど、このタイミングで正解で
天からもGOサインが出ているのかも…と思いました。

内装はこれからですが、両親の薦めで中に入って間取りの説明を聞きました。
いちばん上の階はまだ階段が出来ていなくてハシゴ付き。
さすがに上ってみませんでしたが、聞いた感じではなかなかよさそう。
住みやすい家になるといいなあ。

『戸村飯店 青春100連発』

2012年08月12日 | 今日の1作 
今日からお盆休み。
調べ物をするために、久しぶりに市立図書館に行きました。

以前はしょっちゅう行っていたのに、最近は読書が二の次三の次になっていて
すっかりご無沙汰だった図書館。でも、もともと本好きなので
一歩入ってしまったら調べ物は後回しで、ついつい専門雑誌の最新号を閲覧して
新刊の棚と文学のコーナーを一周して、手芸本・料理本のコーナーと
旅行誌のコーナーで何冊か出したりしまったりを繰り返して
気がついたら貸し出し限度冊の本が両手の中に。
で、車に乗り込んだときに本来の目的を思い出しました。
お盆休み中にもう1度、調べ物をしに図書館に行くこと決定です。

さて、今日借りてきてさっそく読んだのがこれ。
瀬尾まいこ『戸村飯店 青春100連発』

何かの雑誌で紹介されていたのを思い出して手に取ったのですが
途中、塾の模擬テストで読んだことがある文を見つけてビックリしました。

それが、何でも出来る器用な兄ヘイスケと明るくて真っ直ぐ単純な弟コウスケが
大阪下町の中華料理店店主の父親に「厨房に来い」と言われて包丁を持たされたシーン。
子供(小学1年生)心にも親の期待に応えたいと思うあまりに失敗してしまうヘイスケと
何も考えずに遊びの延長のようにジャガイモを切って父親の笑顔まで引き出してしまうコウスケ。
登場人物の置かれている状況や2人のキャラの対照的なところが印象的に描かれていて
このシーンだけでも十分に、この物語のテーマが見えてくるように思います。

弟の方が家を継ぐのに相応しいんじゃないかと高校卒業と同時に家を出る兄。
兄が出て行ってしまったから自分が継ぐしかないとそれしか考えていなかった弟。
10代後半の兄弟が進路に悩んでそれぞれの結論を出す姿は
まさに「青春」という感じで、まぶしいものを見ちゃった感じがしました。
さわやかな読後感。

この兄弟が2人とも魅力的なだけではなく、それぞれの友達やお店の常連さんや
バイト先の人々もみんな愛情を持って描かれていて、読んでいて気持ちが和みました。
特別ドラマチックな展開があるわけではないのに
エピソードの1つ1つがはまっていて、良いドラマを見たなという気持ちになりました。

瀬尾さんの作品は基本的に悪人が出てこないし、読んだ後に考え込まされたり
モヤモヤしたものが残ったりしないので好きです。