この春から塾生が倍増した中2のあるクラスで今年度最初の授業をしました。
そのことを失念して、いつものように授業開始。
5分くらい経ったところで自己紹介をしていないことを思い出し
「そういえば、自己紹介を忘れてましたね~。
」と平然と切り出したら
疲労をにじませていた生徒たちの目が好奇心に溢れ出しました。
特に小学生時代から在籍していた生徒の目が輝いていたのは何なんだろうなあ。
自己紹介なんて今さらなのに…。
授業を中断したこともあって
「今年も英語と国語を担当するスミレです。よろしくお願いします。
以上です。」
と、さっさと切り上げたら
「みじかっ。」「それだけ!?」と驚かれました。
学校でもこの時期は教科ごとに自己紹介をやっているらしく
授業の代わりにどんな面白い話が聞けるのかと楽しみにしているようです。
まあ、ここは塾だし、授業時間をつぶしてまでするほどのネタもないし
私がどんな人間かなんて、そのうちだんだんわかるだろうし
必要最低限だけど、これで十分でしょう。
あっさり授業に戻ろうとしたら
「何歳ですか?
」「どこに住んでるんですか?
」という質問がねじ込まれました。
生徒からの質問となると、真っ先に出るのがコレなんだよなー。
18年前からずっと変わらないのがビックリです。
これって子供たちにとって、必要な情報?
ちなみに次に聞かれる定番が「結婚してますか?」「子供はいますか?」。
「どこの学校出身?」とか「中学時代の部活は?」なんて質問が出るのはもっとずっと後です。
質問者の年齢関係なく、誰でも真っ先に思い浮かぶ「聞きたいこと」なんでしょうかね?