今回公演2度目の、2階席最前からです。
この席、「サウンド・オブ・ミュージック」の歌い出し、マリアがフレームに収まって綺麗なので、好きなポジションの一つです。
ただし、さすがに平日。
2階のS席は、全員を集めるとセンターブロック1列に収まってしまう程度。
A席に学生団体が入っているのが、せめてもの救いでした。
今日は、智恵さんに珍しいハプニングが。
「サウンド・オブ・ミュージック」を歌い始め、立ち上がって手を伸ばしたら、右肩からエプロンの肩紐(幅の広い)がハラッと落ちてきました。
あれっ?と思いながら観ていたら、ターンをしたときに謎が解けました。
腰位置でボタン?留めしているものが、外れていました。
左側が留まっているので落ちる心配はないものの、ちょっと気になりました。
智恵さん自身は、いつもより動きを抑え気味で歌い終えたので、問題なしでした。
数多く観ていますが、初めてのハプニングでした。
今日の智恵さんも、変わらず素晴らしい歌声を響かせ、可愛いマリアでした。
周囲の方々も、普段通り。
ただ昨日から気になっていたのが、今週からツェラー長官を演じている諏訪さん。
ザルツブルク音楽祭の1曲目、長官が大佐に歌を強要した「ドレミの歌(リプライズ)」を歌い終えたとき、長官が拍手をしなくなりました。
ただでさえ全編で拍手が少なくなってしまった上に、このシーンの意味が解らない方が大半なんでしょうね。
本来は、トラップ家の歌声に満員の観衆から大きな拍手が起こり、対抗するツェラー長官も大衆を無視できず、一緒になって拍手をしているというシーンなんです。
今回公演のように客席からの拍手がないと、不可解な拍手に感じてしまいます。
そのためかどうかは解りませんが、昨日からなくなっていました。
表彰式でマックスがコミカルな対応をしているのが、トラップ家を逃がすための時間稼ぎと解っている方がどれほどいるのか・・・。
前回の東京公演では、子役たちが行進をして登場し、整列した瞬間に拍手が起きてました。
表彰式も「ドレミの歌(リプライズ)」、「エーデルワイス」を歌い終えたときはもちろん、「さよならまたね(リプライズ)」を歌う前のマックスからの紹介でも拍手が起きていました。
そう思うと、子役たちのレベルも、観客の反応も、前回の東京公演はとても良かったんだと、改めて考えさせられました。
何が違うんでしょうね?
マリア : 井上智恵 トラップ大佐 : 深水彰彦 修道院長 : 秋山知子 エルザ : 八重沢真美 マックス : 勅使瓦武志 シュミット : はにべあゆみ フランツ : 青山裕次 シスター・ベルテ : 久居史子 シスター・マルガレッタ : 矢野侑子 シスター・ソフィア : 兼田怜奈 ロルフ : 斎藤洋一郎 【フォン・トラップ家の子どもたち】 | |
【男性アンサンブル】 諏訪友靖 新藤晃大 柳 隆幸 野村数幾 菱山亮祐 藤木達彦 小林 優 小松貴行 |
【女性アンサンブル】 増山美保 種子島美樹 真 優香 小島由実子 長寿真世 久保佳那子 吉田千恵 原 彩子 |