私にとって、4月最後のサウンドでした。
今日も、ハプニングが一つ。
これは、以前からも時々あったのですが、私が観たものでは一番悩むパターンでした。
トラップ家での、子どもたちとマリアの初対面のシーン。
大佐の笛で階段を降りてきた子どもたちが、舞台に一列に並びます。
子どもたちは、各々の立ち位置を当たりで把握していると思うのですが、時々隣の子供との距離がずれてしまうことがあります。
今日も元気よくというよりは、がちがちに力んだ感じの行進と共に整列しましたが、フリードリッヒとルイーザの間が肘がぶつかっているのではと思うほど接近してしまいました。
『あとは、君に任す』と言って立ち去る大佐を笛で呼び止め、フリードリッヒとルイーザの間を『失礼』と言いながら2人に触れないようにマリアが慎重に通り抜けるのですが、今日の状態では通り抜ける隙間がない状況でした
大きく開いているルイーザとクルトの間を抜けるのかなと思っていたら、何と本来のフリードリッヒとルイーザの肘の下を、身を屈めて抜けていきました。
事前に想定をしているのか、智恵さんの機転なのかは判りませんが、いずれにしても大変ですね。
過去の公演と比較すると、今回はこのシーンで立ち位置のズレを目にすることが多いような気がします。
楽まで残り7公演になっても、この状態というのは・・・。
子どもたちの体格差によって歩幅が大きく変わっていると言うことでは、ないと思うのですが・・・。
今日の智恵さん、歌声は変わらないのですが、珍しくなんとなく落ち着かないような印象を受けるシーンが何度かありました。
今日もザルツブルク音楽祭のドレミの歌(リプライズ)でのツェラー長官の拍手は、やはりなくなっていました。
全般的に拍手が少ないのは、相変わらずの状況です。
「サウンド・オブ・ミュージック」や「エーデルワイス」でさえ、誰かが拍手を始めなければそのまま進んでしまいかねないことが、しばしば起こっているというのは、やはり普段ミュージカルを観ない方の観劇が多いということなんでしょうか?
それとも、これが観劇された方々の評価ということなのでしょうか?
難しいですね。
1月に始まった今回の公演も、残り1週間。
このまま、今のキャストで締め括ってほしいです。
気付けば、4連休のチケットは完売。
毎日が、子どもたちの卒業公演となるだけに、頑張って欲しいです。
マリア : 井上智恵 トラップ大佐 : 深水彰彦 修道院長 : 秋山知子 エルザ : 八重沢真美 マックス : 勅使瓦武志 シュミット : はにべあゆみ フランツ : 青山裕次 シスター・ベルテ : 久居史子 シスター・マルガレッタ : 矢野侑子 シスター・ソフィア : 兼田怜奈 ロルフ : 斎藤洋一郎 【フォン・トラップ家の子どもたち】 | |
【男性アンサンブル】 諏訪友靖 新藤晃大 柳 隆幸 野村数幾 菱山亮祐 藤木達彦 小林 優 小松貴行 |
【女性アンサンブル】 増山美保 種子島美樹 真 優香 小島由実子 長寿真世 久保佳那子 吉田千恵 原 彩子 |