なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

今日は余裕

2013年09月18日 | Weblog

 今日は外来患者数が少なく、珍しく12時前に終わった。時間があったので、パーキンソン病の夫の介護をしている妻の愚痴(夫へあるいは介護施設への)を聞いたりしていた。ご本人も両側膝関節症があり、名前を呼んでも診察室に入ってくるまで時間がかかる。

 午後は医局で連休中に読み切れなかった「腎疾患診療のポイント」を読んでいた。15年前に南江堂から出版された本の改訂版で、前の本も4回読んでいるが、あまり覚えていない。実際は外来にネフローゼ症候群やRPGN疑いの患者さんが初診で来ると、腎臓内科医に相談に行くので、継続して診ることはない。当院は腎臓内科医が1名で毎日大学病院から透析の応援医師に来てもらっている。したがって、緊急に腎生検が必要な腎疾患は腎センターのある専門病院に送っている。入院精査後に、治療方針が定まって病状が落ち着いたところで、当院に戻してもらい、腎臓外来で診たり、透析を継続したりしている。

 化学療法学会から「抗菌薬適正使用生涯教育テキスト改訂版」が送られてきた。装丁が地味で読みづらそうだ。10月末に化学療法学会に行くので、その前に感染症の本を読み返す予定だが、読みやすい矢野先生の本か本郷先生の本にしよう。

コメント
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