28日日直、31日当直で1日も午後まで病院にいた。1日も内科の当番だったが、入院がなかったので今日は休みになった。明日3日はまた日直。年末年始9日の連休は長いが、何とか終わりそうだ。
小児科医2名は昨年度で定年になって、現在延長で勤務継続中。辞めれば大学病院からの赴任はもうない。大学の小児科医局の方針は、当地域の基幹病院に小児科医を集中させることになっている。といって当院の小児科をなくすのもバランスが悪い。おそらく日中だけ小児科外来を置いて、入院や夜間休日の診療は基幹病院で行うことになるのだろう。
産婦人科医も1名が1月から基幹病院へ移る。当院の産婦人科も当分は継続するが、いずれなくなるのだろう。昨日当直明けの時、やはり当直していた産婦人科医と話をした。何と大学の産婦人科医局の方針は、基幹病院の産婦人科に集中させるのではなく、さらに遠方の体外受精で有名な産婦人科病院に集中させるというものだという。
当院は自治体の組合立病院だが、基幹病院も同じく自治体の組合立病院なので、医療組合が広域でまとまれば簡単に同じ組織になる。自治体同志の駆け引きで今のところはまとまっていないが、将来的には一緒になるのではないか。自分としては、当院が基幹病院の分院として位置づけられてかまわないと思っている。
定年まであと7年になり、定年までいるかどうか、定年後にどうするかを考えながら過ごしている。内科系の分野の違う学会・講演会に行ったり、総合診療・プライマリケアの勉強をするのは興味深くて楽しい。