朝に車を運転して病院へ向かっていると、当直の外科医から電話が来た。ちょうど渋滞で止まっていたので都合がよかった。97歳男性が早朝に呼吸困難を訴えて救急搬入された。搬入時には症状は治まっていて、対応をどうしましょうというものだった。病院に着くまで、救急室で待ってもらうことにした(実際は点滴室に移動)。
午前5時ごろ急に呼吸困難になったそうだ。胸痛ではないという。10日前から感冒症状(鼻汁・咳)があったが、軽快していた。発熱はなかった。聴診しても喘鳴などの異常音はない。胸部X線・CTは異常なく、炎症反応の上昇もなかった。血液ガス所見も正常域だった。心電図も有意な異常所見はない。喫煙は30歳か40歳ころ(今97歳なので遠い過去)にやめている。時に喘息発作(家族の話)があったというが、ここ10年はない。状況からは喘息発作だったとしてもおかしくはないが、確定はできない。家族の希望もあり、入院とした。
昨夜はNHKでドクターGがあった。シリーズ6だそうだ。鈴木富雄先生が、しゃっくりが止まらない50歳男性の症例を提示していた。カーテン徴候・嗄声・発汗低下もあり、頭部MRIで延髄に脳梗塞巣を認める延髄外側症候群だった。普通に感心して見ていた。今日は若手医師セミナーの中経がある。
今度の土日は珍しく2日間休める。今週は肺癌の患者さん2名が亡くなって、S状結腸癌の患者さんは頑張っている。95歳女性の急性腎盂腎炎・腎不全は、両側腎尿路結石があり、これまでも尿路感染症を繰り返していた。いつも2日くらい無尿が続いてから、やっと利尿がつく。今回も同様だが、このまま無尿が続くとさすがに厳しい。(DNRにはなっている)