なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

尿路結石・急性腎盂腎炎

2021年03月12日 | Weblog

 水曜日の午後に、関節リウマチで当院の整形外科(大学病院からリウマチ専門医が来ている)に通院している88歳男性が発熱で受診した。メトトレキサート・プログラフ・プレドニンを内服しているのでかなりの免疫抑制状態になる。

 発熱外来担当は外科医だったので、新型コロナウイルスとインフルエンザの抗原検査の陰性を確認して、内科の若い先生に診療を依頼していた。

 血液・尿検査と胸腹部CTが行われた。白血球23200・CRP10.8と炎症反応の上昇を認めた。尿検査は沈査で赤血球10-19/HPF・白血球50-99/HPF・細菌3+だった。

 画像では肺炎はなく、左水腎症と左尿管結石を認めた。結石は自然に落ちそうもないくらいだった。

 どうしましょうかと相談された。尿路結石による閉塞性腎盂腎炎なので、泌尿器科救急になる。地域の基幹病院泌尿器科に連絡してもらうことにした。

 閉塞性であることと、免疫抑制状態にあることを強調して伝えるようにアドバイスした。幸い受け入れ可能で、救急搬送となった。他に搬送できる泌尿器科のある病院としては、遠方の赤十字病院や県内有数の市立病院になり、受けてもらえる保証はない。一番近い病院で引き受けてもらえてよかった。

 

 特別養護老人ホームでクラスターが発生して、関係者のPCR検査が続いていた。断続的に患者が発生しているために、保健所の指示でもう1回PCR検査を行うことになった。当院で1日20人ずつ検査を行い(一人で対応)、基幹病院ではその倍の数のPCR検査をすることになる(複数で対応)。

 消防の集まりの参加者にCOVID-19の患者が混じっていて、地域の消防関係者のPCR検査を一斉に行うことにもなった。県内の患者数が増えている。

 

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