医局のロッカーにため込んだ医学書を整理している。かなり以前に購入した「循環器疾患カンファランス」(日本医事新報社)が出てきて、読み返していた。
もう廃刊になった「日本医事新報junior版」に連載されていた記事をまとめたもので(たぶん)、2007年の発刊だった。大阪市立大学病院循環器内科の、著者の表現によれば「心エコー屋さん」たちの執筆になる。
すでに発刊後14年経過しているが、病歴から診断までなので、今でも使えると思う。症例集を集めるのが一番勉強になってわかりやすい。
「以前より心電図異常を指摘されていたが、特に症状がないため精査を受けず放置していた」という病歴が多いのが面白い。実際そういう患者さんが多い。
「日本医事新報junior版」の内容は医学生向けのやさしい内容で、個人的に年間購読していた。そこから生まれた「reversed CPC」が特によかった。通常のCPCの逆で、検査値から臨床像・経過を推論するという形だった。