テレビの画面に映し出されるものは、まるで映画の1シーンを観るようで、でも、それは今現実に起こっていることで
そのカメラの前には、“生活している”“人”がいるということに、緊張しています。
こんな・・・・びっくり・・・何を語ればいいのだろう・・・
一日でも、一時間でも早く、今のこの状況がおさまり、笑って過ごせる“明日”が来ることを祈るばかりです。
我が家は、東京チームも含めて携帯は家族全員がａｕを使っている、その上、札幌の固定電話もＫＤＤI。
地震発生直後、まず、携帯が通じなくなった。当然、ｃメールも駄目だったが、その時は固定電話とＥメールが使えた。この時東京の実家には連絡がとれ、病院の姉にもメールを流した。
だが、1時間もしないうちに、すべての連絡手段が途絶えた。固定電話すら繋がらなくなった。
心配が増幅してしまった。こういう時のためにあるツールのつもりだった。
それがまったくなんの役にもたたないのだ。
心配して心配して、テレビにくぎ付け状態だったところ、地震翌日の昨日午後、
東京の証券会社から電話が入った。転勤が決まり・・・という業務の電話に思わず「ご無事ですか？」
そのころから、まず固定電話が繋がり、携帯のＥメールが復活。だが、まだ、携帯電話は使えない。
家に閉じこもりテレビの画面に引き込まれていたせいか、過剰に反応していたところがあると反省し、
ラジオに切り替えた。
避難所にいる方たちにニュースばかりでは気持ちがますますまいってしまうのではと感じた。
まして、子どもたちは・・・。すべてのテレビ局ラジオ局がニュースを流すのではなく、役割分担で、子ども番組や笑える、ほっとできる、気持ちが休まる番組を流すところもあっていいのではないかと考えていたら、今朝のテレビ欄で、テレビ東京系列が「いつもの」番組を放映している。ほっとした。
ウルトラマンがツイッターをしている。
昨夜ウルトラマンは「僕が守るから、安心してゆっくり眠って」とつぶやいていた。
被災地の子どもたちを思う。これから、まだまだいろいろな悲しいこと、嫌なこと、困ったことが起こると思う。
大人がきっと必ず、安心できるようにがんばるしかない。だから、せめて少しでも笑えるようにしてあげたい。
今、このときにその立場に立って、この事態を何とかしようと頑張っている人たちがいる。
力がたりなかったり、後手後手に回ったりしているかもしれないが、今は、それをあげつらったり非難したりする時ではないと思う。みんなで、力を合わせて頑張るときだと思う。マスコミ各社、特に民放テレビ局にお願いしたい。批判や感想はいらない。今、どうしたらあの人たちを助けられるか、それだけを皆で考えられる番組作りを願っています。
つい先ほど携帯電話もつながるようになったが、山形の親戚にはまだ連絡がとれない。
