つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

若き友人たちへ―筑紫哲也ラスト・メッセージ・・・筑紫哲也

2011年03月25日 | 本・・・

10万部突破と帯に印刷された本。

こうやってブログにあげてみると、私も結構流行の本を、リアルタイムに近い所で読んでいる。
同じくへそ曲がりの旦那に「筑紫哲也の本だよ」と水を向けたら、書名を見てひとこと。
「おれは筑紫哲也の友達じゃない」とのたまわった・・・唖然。

実際にこの本のために筑紫哲也が書いた文章は、二章分30ページに満たない。
残りはそれ以前に大学で講義したテープをもとにして再現されたものです。

「若き友人たちへの手紙」と題された、初めの二章は、手紙という形をとっていることもあるのでしょうが、やわらかに進んでいく。たった、二章・・・もう少し彼の人に時間を与えてほしかった。
枝葉末節ではなく 本筋を伝えようと ペンを持ちあげて これから で途切れてしまった。
残りはこの本を読んだものが、特に若い者が模索していくしかありません。

教えてもらえる、話してもらえる、説明してもらえる・・・これはとても幸運なこと。
学ぶ 意欲があるうちは、そういう幸運がいつも身近にあってほしいものです。

コメント
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