スウェーデンの本
訳者は坂本あおい
映画『オットーという男』の原作本
映画の主人公はオットーという名前だけど、原作ではオーヴェという男となっている
39の章があって、オーヴェの若いころの事が交互に出てくる
長編なのに細切れの時間で読んでいるから、経過が追えなくなって2回読んだ
2回目は若い時の章は読み飛ばした
文章に例えが多くあり、例え(説明)は頭の中で思った事だから今起こっている事と混ざってしまう
不愉快な顔ひとつにしても、主語と述語と修飾語の入った文章で例えているから、ややこしい
読んでてこんがらがって、前の文に戻ってみたり・・・なかなか大変だった
訳者あとがきに
「さて、あらすじの紹介は本のカバー裏に任せるとして、、、、」とあるので、そのカバー裏の文章をそのままお借りした
ー無愛想で頑固な59歳のオーヴェ。いかめしい顔で近所の見回りを欠かさず、ルールを守らない人間には遠慮なく説教する。みなにけむたがられるタイプだ。妻に先立たれ、長年勤めた職場も止めることになった彼は、孤独な日々を送っていた。しかしある日、向かいの家に引っ越してきたにぎやかな若い一家、そして一匹の野良猫と、不本意ながら交流するはめになって・・・・。世界の人々が笑い、そして涙したスウェーデンの感動長編ー
融通の利かない堅物、誰かさんに似てなくもない^^;
それでも関わるみんなから好かれ、頼りにされ、真面目なだけに可笑しみがあって、愛すべきオーヴェという男です
もう一回読んでも良いかな・・おもしろい!!
図書館で2週間までの貸出期間でしたので、必死で読みました^^;