『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

練馬の7月例会は、6名で!

2017-07-14 12:03:01 | 日記

13日、練馬の『世界』を読む会、7月例会は、6名の参加でした。久しぶりに、フルメンバー参加?

共通テーマは、
○ 巻さん提案の
  「韓国『三度目の進歩派政権』誕生の意味」...
                          李鍾元×安倍誠
○ 須山提案の
  「憲法改正の『判断準則』と自衛隊『憲法編入』の要否判定」
                          高見勝利
○ 櫻井さん提案の
  「空き家問題の現場から」        中川寛子
○ 青木さん提案の
  「〝半径5キロ〟から生まれる地酒」 小坂佳子
                   でした。

その他のお薦めは、以下のモノでした。
●  青木 「メディア批評」          神保太郎
● 伊藤 「沖縄の抵抗をとめることはできない」
                         山城博治
● 櫻井 「北朝鮮危機と平和国家日本の平和外交」 
                         和田春樹
● 巻  「北朝鮮核緊張のまぼろし(上)」 谷口長世
● 須山 「東アジアの危機と沖縄」    新崎盛暉
  「東アジアの危機をどう克服するか」 河野洋平
 「都議選の自公対立は、連立政権の終わりの始まりか(下)」   
                         中野 潤
                   でした。
                          
◎ 練馬の『世界』を読む会、8月例会 の予定

●日 時 8月2日(水) 午後6時
● 場 所 喫茶アンデス
     練馬区豊玉北5-17-9 井上ビル 2F
      電話 03-5999-8291
      練馬駅[A2]から徒歩約1分
●持ち物 雑誌『世界』8月号
○共通テーマ
  「世界経済のなかの『一帯一路』構想とその思想的可能性」 
                               羽根次郎
  「国家戦略特区の実相とは」    郭洋春×奈須りえ×内田聖子
  「イギリス総選挙で見せた左翼の力」      ブレイディみかこ
  「〝キャンドル〟が変えたことと変えるべきこと」   朴元淳
  「ナチスの恐怖支配に抵抗した名もなきベルリン市民の信念」
                      ヴァンサン・ペレーズ×中村一成
                     
● 連絡先 須山
     suyaman51@mail.goo.ne.jp

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東久留米 7月例会、9名で。

2017-07-13 13:34:27 | 日記

12日、東久留米の『世界』を読む会の17年7月例会を行いました。
9名の参加でした。あっという間に、9時半に。お互いに親しくなって、話が弾みます。
福島県川内村、獏原人村の、地面を自由に歩いている鶏の卵、「幸せ卵」が届けられました。

共通テーマは、...
○ 巻さん提案の
  「沖縄の抵抗をとめることはできない」      山城博治
○ 須山提案の
   「韓国『三度目の進歩派政権』誕生の意味」 李鍾元×安倍 誠
○ 小泉さん提案の
   「空き家問題の現場から」            中川寛子
                       でした。
 
その他のお薦めは、以下のモノでした。
●  神谷さん ・「東アジアの危機をどう克服するか」
                               河野洋平
  豊泉さん ・「北朝鮮核緊張のまぼろし(上)」
                               谷口長世
  飯野さん ・「ポスト・グローバル化の政治の行方」
                                西谷 修
                       でした。

◎ 東久留米の『世界』を読む会、17年8月例会のお知らせ

●日 時 8月9日(水) 午後6時半
●場 所 市民プラザ会議室(市役所1階)
●持ち物 雑誌『世界』8月号
○共通テーマ
  「台湾の国家は『自己解体』するのか?」   本田善彦
  「東芝はどこへ行くのか」             細野祐二
  「なぜ教育勅語の復活を願うのか」       中嶋哲彦

※ 第2水曜が定例です。ご承知ください。
  
● 連絡先 須山
     suyaman51@mail.goo.ne.jp

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河野洋平氏を九条の会へ!

2017-07-01 16:35:26 | 日記

河野洋平氏を九条の会に!
インタビュー「東アジアの危機をどう克服するか」(『世界』七月号)を読んで。
                             須山敦行

○ まず、河野洋平氏は、軍事でなく、外交の努力を、と訴える。

テレビなどで軍事は大きく報道され、国民の間に危機感が高まる。
外交は、目に見えない部分が大半である。
つまり「外交は目に見えないのに、軍事は目に見える。」
軍事は「絵」であり、外交は「言葉」である。
国民の関心は外交よりも軍事に向かいやすいのだ。

○ そして国民は「自分たちの側が強くあってほしい」と思う。
「それは軍事と世論というものの基本的な関係といえる」。

そこから、「お互いに際限なく軍事力を強めている軍備拡張競争に陥りやすいのです。」

日本の場合は、「世界最強」の米軍に頼ろうとする傾向が強まる。

○ 「しかし、このような状況だからこそ外交が重視されなければならない、そう私は言いたいと思います。なぜならば、わが国は、国際紛争の武力による解決を永久に放棄した国であるからです。これは言うまでもなく憲法九条の第一項に定められたことであり、改憲論議の喧しい中にもこの第一項を変えるという議論は見られず、これは日本の国是といっていいでしょう。したがって、日本は紛争の解決を外交的手段によってなしとげるのが本筋です。」

このあと、如何に、現政権が外交的努力をしていないかを語り、安倍外交について、メディアが「中国包囲網を視野に入れている」と報道し、官邸もそれを訂正しないことを指摘する。

日韓「慰安婦」問題の合意にも触れたあと、
○ 四〇年前の「福田ドクトリン」の「アジア外交三原則」を紹介する。
①「日本は軍事大国とならず世界の平和と繁栄に貢献する」
②「ASEAN各国と心と心の触れあう信頼関係を構築する」
③「日本とASEANは対等なパートナーであり、日本はASEAN諸国の平和と繁栄に寄与する」
これは、「北東アジアについても当然あてはまるものです。この精神を、安倍総理にも持ってほしいと思いますね。」

○ さらに、憲法改正について語り、
「安倍政権の唱える憲法改正の狙いは、九条です。高等教育無償化などの案は、長年にわたり日本人が守ってきた憲法を変えようとする目くらましのためのものと言っていいでしょう。教育無償化も環境も、やりたければ改憲の前に法律を改正したり政策を変えたりするなど、やれることをやればいいのです。
 そのような改憲案に賛成し、憲法改正というパンドラの箱を開けてしまえば、その結果、中からまったく別のものが出てきて驚くことになるでしょう。この箱を開けるには十分な注意が必要です。私は、改憲には絶対に反対です。とりわけ、いま、右傾化した政権のもとでの憲法改正は絶対にさせるべきではありません。」

さらに、
「安倍総理が言う、『憲法改正は自民党の結党以来の党是』といったことはまったくの間違いということも指摘しておきたいと思います。」
「自民党が一貫して改憲を党是としてきたというのは嘘なのです。」
と語り、

「情勢が緊迫している今だからこそ、九条を前面に出し、外交を繰り広げるべきです。改憲にエネルギーを割いている状況ではないはずだと、声を大にして言いたいと思います。」と締め括る。


※ 私は、俄然、九条の会の舞台の上に立つ、河野洋平氏を見て、拍手を送りたいものだと思ったのです。

http://www.asahi.com/articles/photo/AS20170531004981.html

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