『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

zoomの『世界』を読む会・9月例会は4名で。

2023-09-30 12:49:37 | 日記
ZOOMの『世界』を読む会・9月例会の報告
 
 .9月29日(金)、午後7時半~、zoomの『世界』を読む会・9月例会が開かれました。
 4名の参加でした。
 
■ 今月のテーマ
 ・遠藤誠治「「台湾有事」言説の問題点」
 ・林宰成「徴用工訴訟の弁護人になったわけ」
 ・外村 大「人間を取り戻し、虐殺をやめるために」
    でした。
 
◎ ZOOMの『世界』を読む会、10月例会 の予定
 ●日 時 10月27日(金) 午後7時半~9時半
※ 月末の金曜が定例です。
○共通テーマ
 ・「ウクライナ戦争をめぐる「が」について」  小泉 悠
 ・「1・5℃目標の「死」をめぐって」     江守正多
 ・「「自由な解散権」が政治を劣化させる」   橋本基弘
○参加ご希望の方は連絡下さい。案内を差し上げます。
● 連絡先 須山
            suyaman50@gmail.com
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富岡の『世界』を読む会・9月例会は5名で。

2023-09-23 12:25:44 | 日記
富岡の『世界』を読む会・9月例会の報告
 
 富岡『世界』を読む会・9月例会が、9月20日(水)14.00-16.00、吉井町西部コミュニティ・センターにて、5人の参加を得て開催された。テーマは、①「特集1 私たちの日韓関係」から文在寅インタビュー『前大統領、書店をひらく―本の力を信じて』、②「特集2 専門職の危機」から元村有希子稿『研究者を使い捨てる国』の2本だった。
 
Ⅰ.文在寅インタビュー『前大統領、書店をひらく』
 隣国の前大統領が、退任後故郷へ帰って小さな本屋を開くという。多かれ少なかれ読書家を認ずる参加者は、このことだけでもう、強烈な印象を受け共感の声をあげた。そして、全国に広がる本屋運動の背景に、7,80年代の「新しい出版運動・読書運動」が韓国の民主化運動に繋がっていたことを知り、隣国への羨望と尊敬の気持ちを強めた。  インタビュアーが、文氏の書斎を閲覧する場面があるが、韓国内外、古今東西にわたる蔵書群は、文氏が抜きんでた読書家であることを彷彿とさせるものだ。日本の宰相が旅の友として選んだ『アマテラスの暗号』(伊勢神宮の神はアマテラスでありキリストである、古代日本を築いたのは渡来したユダヤ人だ、と歴史として語る。天声人語8/18より)との落差の大きさに、愕然とした。「本を読む政治勢力と本を読まない政治勢力、その政治は違う」というインタビュアーの指摘が、重くのしかかるようだ。  文在寅前大統領の次の言葉は、しっかりと頭に仕舞っておきたい。  「私は本の力を信じています。本が世界を美しくすることができると思っています。若い人たちがスマートフォンに集中して本から遠ざかっていますが、それでも本の価値、本の力は永遠に続くでしょう。スマートフォンが代用できない紙の本のユニークな機能を信じています。」
 
Ⅱ.元村有希子稿『研究者を使い捨てる国―雇い止め問題の深層』
 「失われた30年」の内実を語る一章だ。「雇い止め」と「ポスドク」。若い研究者にとって「希望のない国」になってしまい、それより何よりも、「食べていけない国」になってしまった。筆者は嘆息する。「この国は科学技術立国とは名ばかりの「知の砂漠」になり果てるだろう」。
 
Ⅲ.富岡『世界』を読む会・10月例会の予定
 1.日程・場所 10月18日(水)14.00-16.00時、吉井町西部コミュニティセンターにて
 2.テーマ
 (1)特集1.瀕死の1.5℃目標 ①ジークハルト・ネッケル稿『環境破壊をもたらす富豪層』、
               ②箱田徹『非暴力、サボタージュ、オルタナティブな未来』
  (2)小泉悠稿『ウクライナ戦争をめぐる「が」について』                                                                   以上
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練馬の『世界』を読む会・9月例会は、7名で。

2023-09-22 12:32:20 | 日記
練馬の『世界』を読む会・9月例会の報告
 
 光が丘図書館の第一会議室で、9月21日午後1時から、いつものようにコーヒーとスイーツ(今回は彼岸ということで、おはぎ2種)をつまみながらの会でした。参加は7名
 コーヒーとおはぎをつまみながら、早くも映画「福田村事件」の話題で盛り上がりました。それまで知られていなかった「福田村事件」を徹底的に調べて、はじめて世に出した辻野弥生さんも話題になりました。「証言 関東大震災と関東大震災の直後 朝鮮人と日本人」(ちくま文庫)が紹介されて、「記録が見つからない」などといって、「朝鮮人虐殺」をなかったことにしようとしている政府や、小池都知事などの姿勢が問題にされました。同書には、公的な文書も含めて、圧倒的な量の証言が収録されています。文庫本ですからもっと皆さんに読まれてほしいと思いました。
 「台湾有事」に関しては、これを煽りに煽って南西諸島への自衛隊の進出と防衛費の増額が図られている。これらの安全保障政策の大転換が、憲法や日本の将来像への議論がまったくない中で強行されていること、したがって日本国民の大半がまったく蚊帳の外に置かれていることの問題点などが出されました。縦横無尽に議論が進んで1時間以上を費やしました。
 「研究者を使い捨てる国」(本村有希子)については、「暗いですねえ」という慨嘆が出されて、みんなで頷きあってしまいました。大学もすでに教授会が解体されて、文科省の天下りを受け入れてトップダウンの体制が完成されてきています。話し合っているうちに、改めてまた「暗いねえ」と頷きあいました。
 先月に続いて今回も各論稿にこだわらず自由に発言が飛び出して、4時きっかりに散会。
 
今月のテーマは
・「台湾有事」言説の問題点」          遠藤誠治
・「相互不信の米中関係」           佐橋 亮
・「研究者を使い捨てる国」          元村有希子
・「見たことのない虐殺を撮る」         森 達也
  でした。
 
■ 9月号のその他のお勧めは
・「人間を取り戻し、虐殺をやめるために」 外村 大
・「『公共』のオルタナティヴは可能か」  宮川裕二
   でした。
 
◎ 練馬の『世界』を読む会、10月例会 の予定
 ●日 時 10月19日(木) 午後1時~4時
 ※ 第三木曜日が定例です。
●場 所 光が丘図書館・第一会議室
●持ち物 雑誌『世界』10月号
○共通テーマ
 ・「1・5度目標の『死』をめぐって」     江守正多
 ・「日本の気候変動対策はなぜ進まないのか」  平田仁子
 ・「なぜ、メディアに『希望』を掲げるのか」  Media is Hope(メディア支援NGO)
 ・「岸田政権がもたらす経済衰退のメカニズム」 金子 勝
● 連絡先 須山  suyaman50@gmail.com
 
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東久留米の『世界』を読む会・昼の部・9月例会は7名で。

2023-09-21 13:44:06 | 日記
東久留米の『世界』昼の部、9月例会の報告
 
 東久留米の『世界』を読む会・昼の部、9月例会は、9月20日(水)、午後4時より、生涯学習センター学習会議室3で行われました。参加は7名でした。
今月のテーマは
 ・遠藤誠治「「台湾有事」言説の問題点」
 ・佐橋 亮「相互不信の米中関係」
 ・若林正丈×劉彦甫「国際政治の中の台湾」
 ・権容奭「相互理解の扉」
 ・伊東順子「日本と韓国は「中くらいの友だち」になれるだろうか?」
       でした。
 
◎ 東久留米の『世界』を読む会(昼の部)10月例会のお知らせ
 ●日 時 10月18日(水) 午後3時
 ●場 所 中央町地区センター会議室
 ※ 会場も時間もいつもと違ってしますので、注意して下さい。
 ●持ち物 雑誌『世界』10月号
 ○共通テーマ
 ・「ウクライナ戦争をめぐる「が」について」   小泉 悠
 ・「一・五℃目標の「死」をめぐって」      江守正多
 ・「滅びゆく日本、再生への道 第1回」     星 浩
 ※ 第3水曜が定例です。ご承知ください。
 ● 連絡先 須山
                  suyaman50@gmail.com
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東久留米の『世界』を読む会・zoomの9月例会は3名で。

2023-09-14 11:58:16 | 日記
東久留米の『世界』9月例会の報告
 
 9月13日(水)、午後7時より、東久留米の『世界』を読む会・zoomの9月例会が3名の参加で行われました。
 巻さんから、関東大震災時の朝鮮人虐殺について、貴重な書籍の紹介をいただきました。知事や政治家は資料がないというようなことを言っていますが、とんでもないことで、豊富な資料があり、さらに発掘が課題です。
 
■今月のテーマは
 ・キム・ウォニョン、熊谷晋一郎「優しい排除の時代に」
 ・文在寅「前大統領、書店をひらく」
 ・元村有希子「研究者を使い捨てる国」
 ・外村大「人間を取り戻し、虐殺をやめるために」
     の4本でした。
■9月号のお薦め
 ・須山 「徴用工訴訟の弁護人になったわけ」   林宰成
 ・髙木 「ブラック・ミュージックの魂を求めて」中村隆之
     「それでも若者は医師を目指す」    高久玲音
           でした。
 
◎ 東久留米の『世界』を読む会、10月例会のお知らせ
 ●日 時 10月11日(水) 午後7時
 ●zoomでのオンライン開催
 参加希望の方は、メールを下さい。案内を送ります。
 ●持ち物 雑誌『世界』10月号
 ○共通テーマ
 ・「SEALDs、それから」         大瀧哲彰
 ・「一・五℃目標の「死」をめぐって」     江守正多
 ・「環境破壊をもたらす富豪層」 ジークハルト・ネッケル
 ・「岸田政権がもたらす経済衰退のメカニズム」 金子 勝
 ※ 第2水曜が定例です。ご承知ください。
 ※ 他に、昼の部として、第3水曜、4時から会場で行なう会もあります。
 ● 連絡先 須山
                suyaman50@gmail.com
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