『世界』を読む会、20年1月例会のしんがりは、小岩の会で、17日に、6名で行なわれました。
いつものパンでなく、おにぎりと珈琲を用意していただき、会場費300円でおいしい会でした。
斎藤幸平さんの文章、佐々木寛さんの文章、三島憲一さんの文章の三つとも、学者のなかなか概念が難しい文章ですが、脳みそを動員して、活発な「論戦」で、あっという間に、10時過ぎという会でした。
気候危機の問題は、世界がそのあり方を大きく再検討する課題を提示していて、私たちのお勉強はなかなか大変なことにぶつかりそうです。
とりあえず『世界』という、学びの場を大切に、世界を正面から受け止めて進むというわけですね。
今回の共通テーマは、
○「気候危機の時代における資本主義vs民主主義」
斎藤幸平
○「〈文明〉転換への挑戦」 佐々木 寛
○「醜悪で滑稽な覇権志向」 三島憲一
でした。
1月号のお薦めは
■ 巻 ・「ルポ コンビニ絶望経営(上)」
斎藤貴男
■ 須山 ・「闘うことは生きること」 蟻塚亮二
・「一五〇日のサマー・ウォーズ」
服部剛士、音晴、健
■ 大塩 ・「「選ばれる町」にイージス・アショアはいらない」
花田憲彦
■ 櫻井 ・「読書会という幸福(1)」 向井和美
◎ 小岩の『世界』を読む会、2月例会 の予定
●日 時 2月20日(木) 午後7時
●場 所 南小岩8丁目21の8
小岩駅から徒歩約3分
●持ち物 雑誌『世界』2月号
○共通テーマ
・「近代天皇制と「史実と神話」」 高木博志
・「沈黙する羊、歌う羊」 小熊英二
・「それでも突入するのか?」 本間 龍
・「貶められるスポーツ、その再生の道は」
尾崎正峰×平尾 剛
● 連絡先 須山
suyaman51@mail.goo.ne.jp