『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

東久留米で講演・討論会『雇用社会の破壊の第一歩』を開催

2020-06-26 00:01:32 | 日記

 『世界』を読む会(東久留米)と「週刊金曜日」北多摩読者会と共催で
  講演・討論会『雇用社会の破壊の第一歩』
  を
 24日(水)に開催しました。
 

 労働弁護団・幹事長というお忙しいお仕事の中で、私たちのために、水野英樹弁護士が出向いて下さいました。

 急な企画でしたが、9名の参加で、貴重な勉強の場になりました。
 『世界』の筆者の方に直接お話しをいただくと、理解が深まります。読む力を補ってくれることを実感しました。
 また、参加者との率直な質問や意見交換も有意義でした。
 「高齢者雇用安定法改正」ということが、「雇用」破壊につながる第一歩の内容を持って、これからの世界がどんな方向に向かうのかの重大なことだと理解し、そのことをどう伝え、どう防ぐか大きな課題を突きつけられました。
 会場の使用時間が限られていましたが、二次会の会場に場を移してから講師の水野弁護士を囲んで突っ込んだ話ができたのも、素晴らしい時間でした。

 こういう進んだ企画を進めて下さった、「週刊金曜日」北多摩読書会の武市さんたちに感謝です。

 これからも、色々な企画にチャレンジして、市民の学習・文化活動として実のあるものに育って行けたらと思います。
 水野弁護士の話では、『プリズン・サークル』の筆者の坂上香さんは、呼べば来て下さる方ですよ、ということでした。

 

 

 

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小岩の6月例会、4名で。

2020-06-19 17:51:30 | 日記
 18日、小岩の『世界』を読む会、6月例会が、4名の参加で行われました。  いつものように、淹れ立てのコーヒー、途中でお代わり付き、と手作りパンに、新鮮キュウリをバリバリと。  食べたり、飲んだり、話したり、テーマがコロナで、実際問題なので、本文を離れてどんどん話の『世界』が広がる感じでした。それもまた良し。  喋りたいこと、というものが溜まっている私たちらしく、11時過ぎまで話しが終わらないという延長戦でした。
 
今回の共通テーマは、
 ○「人間の顔をした野蛮がわたしたちの宿命なのか」
                   スラヴォイ・ジジェク
 ○「日本資本主義とグリーン・ニューディール」
                         諸富 徹
          でした。
 
 6月号のお薦めは
 ■ 須山 ・「欧州グリーンディールが描く未来のシナリオ」
                          八田浩輔      
      ・「気候変動と民主主義」        三上直之  
 ■ 片山 ・「韓国四・一五総選挙の歴史的意義」  李泳采  
 ■ 大塩 ・「プリズン・サークル」       坂上 香
               でした。
 
◎ 小岩の『世界』を読む会、7月例会 の予定
 ●日 時 7月16日(木) 午後7時
 ●場 所 南小岩8丁目21の8
      小岩駅から徒歩約3分
 ●持ち物 雑誌『世界』7月号
 ○共通テーマ
 ・「パンデミック後の未来を選択する」山本太郎
 ・「コロナ時代のデモクラシー」   吉田 徹
 ・「「危機の時代」と財政の使命」  神野直彦
 ● 連絡先 須山
       suyaman51@mail.goo.ne.jp
 
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富岡の『世界』復活、6月例会、6名で。

2020-06-19 17:34:19 | 日記
 富岡の『世界』も復活です。
 17日(水)、富岡市生涯学習センターに2月以来の面々が集まりました。6名でした。三密対策で、椅子の間隔を空けて、窓をオープンして風を入れて。
 折からのコロナ、6月号の関連論文を、深く深く身にしみて理解を深める論議をしました。ジュジェクとかアガンベンとか、世界の知識人が発言し、注目を浴びる時代、『世界』を読んでいると、その状況に寄り添うことができますね。どこまで理解しているかは別として。
 
 今月のテーマは
特集1.生存のために-コロナ禍のもとの生活と生命
  1. スラヴォイ・ジジェク
          『人間の顔をした野蛮がわたしたちの宿命なのか』
  2. ステファヌ・オードゥアン・ルゾー
          『私たちが一か月前にあとにした世界は二度と帰ってこない』
  3. デヴィッド・ハーヴェイ
          『COVIⅮ-19時代の反キャピタリズム運動』
特集2.大恐慌とグリーン・ニューディール
  1. 諸富 徹   『日本資本主義とグリーン・ニューディール』
  2. 飯田哲也  『複合危機をどう乗り越えるか』
         でした。
 
◎ 富岡の雑誌『世界』を読む会、7月例会 の予定
 ●日 時 7月15日(水)
 ●場 所 富岡市生涯学習センター第三学習室
 ●時 間 午前9時半
 ●持ち物 雑誌『世界』7月号
 ○共通テーマ  ・「パンデミック後の未来を選択する」  山本太郎  
        ・「コロナ時代のデモクラシー」     吉田 徹  
        ・「「危機の時代」と財政の使命」    神野直彦  
        ・「感染症対策「日本モデル」を検証する」田中重人  
        ・「可視化された医療崩壊」       伊藤周平
                   です。
 
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東久留米の『世界』6月例会、9名でやりました!

2020-06-11 19:58:01 | 日記

 東久留米の『世界』を読む会が、6月10日、行われました。
 実に、2月以来の会となりました。
 コロナ禍からの回復途上で、様々な事情を抱えている方がある中で、9名の参加でした。
 皆様と、久しぶりの再会。嬉しかったです。

 3月号、4月号、5月号は、特に討論する時間を取らず、特に印象に残るものを報告していただきました。何冊もどっさりとお持ちいただいてありがとうございました。

 「優しい語り手」     オルガ・トカルチュク
 「すでに過去の技術となった石炭火力」 平田仁子
 「砂川最高裁判決の「呪縛」は解けるか」吉田敏浩
                  (3月号)
 や
 「いま私たちは何をなすべきか」    宮本憲一
 「もし君が首相になりたいと言うならば」金子 勝
                  (4月号)
 「新コロナ大恐慌にどう立ち向かうか」 金子 勝
                  (5月号)
 などが紹介されました。

 今回の共通テーマは、
 ○ 「生存保障を徹底せよ」 
       生存のためのコロナ対策ネットワーク
 ○ 「欧州グリーンディールが描く未来のシナリオ」
                    八田浩輔
 で、まさに今そのただ中にある「コロナ問題」です。
 政府の無能さが露呈されていること、気候変動とコロナ危機は共通性を持って人類の前に現れた問題だということ。これまでの世界のあり方、さらにコロナ後の世界を考えさせられるが、大方の意見で「新自由主義」は見直さざるを得ないだろうということ。緊急事態での自粛などの対応策で受けている被害、苦しみは平等ではなく、立場の弱い者に特に強く働いていること。専門家、学者、政治家など、この問題に本当に責任を持って立ち向かっているだろうか。アベノマスクは論外だとして、マスクをしないで行動しにくいこの雰囲気は無反省に受け容れていいものだろうか。コロナそのものの評価を始め、明確な答を探って模索している自分たちという姿が現れる、非常に活発な語論が展開されました。
 とても、内容をまとめられませんが、テレビを見ているだけでは考えないような鋭い思考が、東久留米市民プラザ会議室で行われていたと思います?!
 大きな「恐怖」の空気に包まれている中で、本当のことをつかむのはなかなか難しいことで、『世界』も、7月号へもその考察を引き継いでいます。
               
 その他のお薦めは、以下のモノでした。
 ● 矢島 「安保法制違憲訴訟 五判決の何が問題か」  
                     伊藤 真
 ● 富塚 「被ばく作業員を「使い捨て」にして廃炉ができるのか」
                     片山夏子
               でした。

◎ 東久留米の『世界』を読む会、7月例会のお知らせ
 ●日 時 7月8日(水) 午後6時
 ●場 所 市民プラザ会議室(市役所1階)
 ●持ち物 雑誌『世界』7月号
 ○共通テーマ
 「感染症対策「日本モデル」を検証する」   田中重人
 「デジタル・メディアとアナログ・ジャーナリズム」
                       河原仁志
 「危機に自ら陥るマスメディア」      立岩陽一郎


※ なお、武市さんが、『世界』6月号の「雇用社会の破壊への第一歩」の執筆者である水野英樹弁護士をご存知ということで、「週刊金曜日」の北多摩読者会との共催で、以下の内容の講演・討論会を企画しました。

◎ 『労働弁護団・幹事長、水野英樹弁護士を招いての
   講演・討論会』
 ●日 時 6月24日(水) 18:15~20:45
 ●場 所 スペース105(市役所の向かい)
 ●参加費 500円


 ●持ち物 『世界』6月号(ある方)
 ●主 催(共催) 『世界』を読む会(東久留米)
          『週刊金曜日』北多摩(東京20区)読者会
 ●問合せ 070-1591-5072  takeichi1977@au.com 武市徹
      「広報」 http://www.demorg.net/

 

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練馬の6月例会、中止に!

2020-06-10 21:27:55 | 日記

 急な連絡ですが、

 練馬の6月11日の『世界』は、中止です。

 会場の「アンデス」が休業のためです。

 連絡が遅れてごめんなさい。

 

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