● 辛淑玉×津田大介 「ヘイト報道」 (『世界』4月号) を 読んで
須山敦行
《一つは》
このことは、知っていることと、思っていた。いやいや。読んでわかった。
《BPOで》
BPOで取り上げられて、良い方向に解決するのでは、と安易に思っていた。被害者から見て、BPOのシステムは色々不都合があって、難しいことを知った。
《「日当」問題の由来》
どうやら、防衛省が「警戒船」の船長に、同情する「警戒員」に「日当」を支給したことから、自らの側の行動から、辛さんたちの「カンパ」問題に、「日当」としてかみついた経緯があるようだ。
《「殺せ」と言われている現実》
「辛淑玉、殺せ」と、自らが名指しで言われている者の感じる恐怖感。
そこまで、考え及ばない私たち。
《 津田大介は番組を拒否 》
津田大介さんと安田浩一さんは、MXテレビ「モーニングクロス」の出演拒否を決めたそうだ。
「どんなに食い詰めても譲ってはならない公共性、公益性はあるはずで、
この問題は全ての放送局に突きつけられた問題だと思いますね。」(津田)〔p.168〕
http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/18/daisuke-tsuda-mx_n_14241892.html