『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

津田大介さんが出演拒否!

2017-03-22 18:11:44 | 日記

● 辛淑玉×津田大介 「ヘイト報道」 (『世界』4月号) を 読んで
                                    須山敦行


《一つは》
 このことは、知っていることと、思っていた。いやいや。読んでわかった。

《BPOで》
 BPOで取り上げられて、良い方向に解決するのでは、と安易に思っていた。被害者から見て、BPOのシステムは色々不都合があって、難しいことを知った。

《「日当」問題の由来》
 どうやら、防衛省が「警戒船」の船長に、同情する「警戒員」に「日当」を支給したことから、自らの側の行動から、辛さんたちの「カンパ」問題に、「日当」としてかみついた経緯があるようだ。

《「殺せ」と言われている現実》
 「辛淑玉、殺せ」と、自らが名指しで言われている者の感じる恐怖感。
 そこまで、考え及ばない私たち。

《 津田大介は番組を拒否 》
 津田大介さんと安田浩一さんは、MXテレビ「モーニングクロス」の出演拒否を決めたそうだ。
 「どんなに食い詰めても譲ってはならない公共性、公益性はあるはずで、
  この問題は全ての放送局に突きつけられた問題だと思いますね。」(津田)〔p.168〕

http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/18/daisuke-tsuda-mx_n_14241892.html

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山城博治さんを釈放せよ!

2017-03-18 13:55:47 | 日記

● 松元剛 「常軌を逸した長期拘留 警察国家の危うさ増す」 (『世界』4月号)を 読んで
                                 須山敦行


《一つは》
毎日新聞元那覇支局長、大賀和男さんから聞いて、「今だから話せる」話。

九〇年少女暴行事件翌日の基地取材の記者逮捕の時

「取調室から出てきたA記者らは憔悴していたが、
  刑事課長は『ご苦労さんです』と言い、記者の肩をもみほぐすしぐさをした。危険を冒して演習場内に入った記者魂への敬意が込められていた。」

「〝事件〟が略式起訴で早期決着した後、大賀さんとA記者が石川署へ挨拶に出向くと、署長室のテーブルにオードブルが用意されていた。署長は『東京から遠い沖縄に来て、基地問題を書いてくれ、感謝している。今後も沖縄の現状を報じてほしい』とねぎらった。副署長は別の日にA記者を自宅に招いて酒食でもてなし、『落ち込まず、今後も積極的に取材してほしい』と激励した。                     〔p.147〕

「沖縄県警全体に、市民の思想・信条の自由に配慮するバランス感覚があった。」


《今一つは》
現在の状態
反対運動の山城博治議長の四ヶ月を超える拘留

「 二年前から悪性リンパ腫を患い、再発が懸念される
   
  体調悪化が懸念される山城さんには接見禁止が付き、家族との面会さえ許されていない。
 
  警察・検察の意向に唯々諾々と従い、憲法の番人であるはずの裁判所が常軌を逸した長期拘留を認める深刻な構図だ。」

「人権団体の世界的権威『アムネスティ・インターナショナル』が山城さんの早期釈放を求めるキャンペーンを開始し、『良心の囚人』の認定を検討している。」

http://www.amnesty.or.jp/news/2017/0127_6627.html

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東久留米の3月例会は、9名で、熱く!

2017-03-17 14:14:12 | 日記

15日、東久留米の『世界』を読む会の17年3月例会を行いました。
9名の参加でした。新指導要領のテーマでは、元教師が熱くなったりして、盛んな意見交流でした。

共通テーマは、
○ 堀江さん提案の...
  「新しい学習指導要領は子どもの学びに何を与えるか」
                            広田照幸×氏岡真弓
○ 須山提案の
   「トランプ大統領と『仕切り』のない世界」        西谷 修
○ 西崎さん提案の
   「『危機の際に中道を選ぶのは死を選ぶのと同じ」
                          ユンゲル・ハーバーマス
                         でした。
 
その他のお薦めは、以下のモノでした。
●  飯野 ・「『除染』が壊した地方自治」          日野行介
 巻、豊泉・「債務超過の悪夢」               細野祐二
  西垣内・「ビルマ ロヒンギャ問題の憂鬱」       根本 敬
  小泉 ・「マフィア国家という敵」             工藤律子
  須山 ・「生への列車・キンダートランスポート」    中村真人
                            でした。
                             

◎ 東久留米の『世界』を読む会、17年4月例会のお知らせ

●日 時 4月12日(水) 午後6時半
●場 所 市民プラザ会議室(市役所1階)
●持ち物 雑誌『世界』4月号
○共通テーマ
  「東芝の債務超過による存続可能性」           細野祐二
  「原発事故の収束は誰が担うのか」         七沢 潔
  「死者のざわめき」                   山形孝夫

※ なお、これから第2水曜となりましたので、ご承知ください。
  
● 連絡先 須山
     suyaman51@mail.goo.ne.jp

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練馬の3月例会、5名で。

2017-03-10 14:22:15 | 日記

8日、練馬の『世界』を読む会、3月例会は、5名の参加でした。

共通テーマは、
○ 巻さん提案の
   「新しい学習指導要領は子どもの学びに何を与えるか」...
                      広田照幸×氏岡真弓
○ 須山提案の
   「美しく語られすぎた『部活動』を読み解く」
                       内田 良×中澤篤史
○ 加藤さん(欠席)提案の
   「『沖縄ヘイト』をどう受け止めるか」  親川志奈子
○ 青木さん提案の
   「『除染』が壊した地方自治」       日野行介
○ 櫻井さん提案の
   「債務超過の悪夢」             細野祐二

                             でした。

その他のお薦めは、以下のモノでした。
●  櫻井 ・「終末に向かうシリア内戦」   青山弘之
  青木 ・「生への列車・キンダートランスポート」
                           中村真人  
  須山 ・「『危機の際に中道を選ぶのは死を選ぶのと同じ」
            ユンゲル・ハーバーマス、三島憲一
  巻  ・「メディア批評」            神保太郎
     ・「ビルマ ロヒンギャ問題の憂鬱」 根本 敬


                            でした。
                             

◎ 練馬の『世界』を読む会、4月例会 の予定

●日 時 4月13日(木) 午後6時
● 場 所 喫茶アンデス
     練馬区豊玉北5-17-9 井上ビル 2F
      電話 03-5999-8291
      練馬駅[A2]から徒歩約1分
●持ち物 雑誌『世界』4月号
○共通テーマ
  「核害被災市町村の『転生』」     金井利之
  「危機に向き合うとは?」        齋藤 誠
  「吉田調書は何を提起したか」    海渡雄一
  「死者のざわめき」           山形孝夫
  「自衛隊変貌」              前田哲男
  
● 連絡先 須山
     suyaman51@mail.goo.ne.jp

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