zoomの『世界』を読む会・1月例会の報告
zoomの『世界』を読む会、1月例会が、1月31日(金)、午後7時半から、5名の参加で行われました。
■ 今月のテーマは、
・宮本太郎「「一〇三万円の壁」引き上げは若者を救うか」
・藤原帰一「「力の支配」に向かう世界」
・奈倉有里「悪法と戦争」
の3本でした。
◎ 第1テーマ・宮本太郎「「一〇三万円の壁」引き上げは若者を救うか」
論文に批判的な意見として、玉木雄一郎がSNSで発信している憲法25条の「生存権」の保障を訴えていることに、全く触れていない、このような対応では「国民民主党」に流れた層への向き合いが全くできていない。世論は、目の前の現実をどうするんだ、という所に向いている。ネット状況を把握した若い年代の論者が出てくる必要がある。消費税全廃を主張する「れいわ」の前進も、そういう動きか。筆者の具体的な総合的政策パッケージが示されていない。ポピュリズムの暴走という問題に、向き合うことが重要だ。
◎ 第2テーマ・藤原帰一「「力の支配」に向かう世界」
トランプ政権の樹立で、国際社会は、「法の支配」から「力の支配」へと進むだろうという悲観的な見通しを否定できない。「おどし」で、物事を動かすような世界になるのか。ガザは動きが出たが、ウクライナは独裁者としては一枚上手のプーチンを相手に、どうなるのか。このような状況で、日本は対米ベッタリの政策を変えられるだろうか。
◎ 第3テーマ・奈倉有里「悪法と戦争」
国際政治で「法の支配」が揺らいでいるが、ロシアの国内政治も、「法の支配」、民主主義が悲惨な状況に陥っている。YouTubeの「あしあ」さんの番組などでも、ロシアの国内状況を探ることができる。
などと話し合いました。
https://www.youtube.com/channel/UCWuqzdbBcHGAwaXFVHgoZAQ
■ 1月号のその他のお薦め
・井内 「村山政権という問い」 宮城大蔵
・須山 「正義はどこに」 鴨志田 郷
「ロングフォーム・ポッドキャストの勝利」若林恵
◎ ZOOMの『世界』を読む会、2月例会 の予定
●日 時 2月28日(金) 午後7時半~9時半
※ 月末の金曜が定例です。
○共通テーマ
・「大統領の「内乱」」 緒方義広
・「年収の壁と働き方の壁」 筒井淳也×首藤若菜
・「大阪地検の闇の奥」 青木 理
○参加ご希望の方は連絡下さい。案内を差し上げます。
● 連絡先 須山
suyaman50@gmail.com
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