『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

ホセ・ムヒカにぞっこん!

2016-05-31 14:09:20 | 日記

「世界一、心豊かな大統領」
                           
須山敦行

ムヒカ に 注目!

『世界』6月号、「ムヒカ大いに語る」から、学びました。


◎ 《 「ネクタイをしない哲学」 》

 「ムヒカは会う相手がローマ法王、国王、米大統領、中国主席だろうが誰であろうがネクタイをせず、開襟姿で通してきた。」

 「私は、ネクタイは使いたい者が使い、使いたくない者は使わないで済む世界を創るため闘ってきた
  質素で物質に執着しない生き方を好むが、それを他者に押し付けることはしない。
  質素であれば自由な時間が増え、それだけ自由に生きられる。
  物欲は自由な時間を奪う
  つまり自由には〈ネクタイ以上のものがある〉ということだ。」

 

◎ 《 先史時代に生きている 》

 「私は紛争を平和裡に解決するため努力してきた。
  平和裡でないと、弱者が常に犠牲になる。
  人類は依然、先史時代に生きている種だ
  戦争を放棄するとき先史時代から脱却できる
  我々には戦争、征服、略奪の狂気を終わらせる義務がある」

 

◎ 《 市場万能に惑わされず 自らを律して 》

 「生まれた以上、自分で人生を統御し方向性を定めて生きなさい
  市場万能の時代に惑わされず自らを律して生きること
  古代ギリシャの〈何事にも過度であってはならない〉という哲理、
  (多くのものを必要とする者が貧しいのだ。なぜならば、その限界を知らないから)セネカ
  つまり何事にも限界があることを忘れてはならない。
  利己主義を排し不公平な分配を正し
  より良い世界のために他者と連帯して闘うのだ」

 

◎ 《 命 時間 自由 質素 》

 「命は時間であり、自由な時間が多いほど幸せだ
  誰しも働いて得た賃金で物を買うが、
  実は命の時間を切り売りして物を買っている
  だから質素であれ、
  物質に拘泥するな」

 

これは、ほんの一部です。
ムヒカが東京外国語大学で講演した様子をネットの動画で見られます。
内容を文章に起こした貴重なページもあります。
http://logmi.jp/series/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A4%96%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E5%A4%A7%E5%AD%A6-%E3%83%A0%E3%83%92%E3%82%AB%E5%89%8D%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%82%A4%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E8%AC%9B%E6%BC%94%E4%BC%9A

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《 熊本地震は最後の警告 》

2016-05-25 14:25:02 | 日記

熊本地震は最後の警告
                        須山敦行

私は、感覚的に、熊本地震から川内原発を止めて欲しいと感じた。
でも、それは、素人のしょうがない恐がりなのかと思いながら。

海渡弁護士は書いている。
「熊本の地震は大噴火を前に原発を止め、早く使用済み燃料の運び出しをはじめるようにという最後の警告かもしれない。」

私は川内原発が差し止められないという判決だと聞いて、
判決が出た、ということから、危険を感じるのは間違いかと思ってしまった。

海渡弁護士は書いている。
「決定は、総論では安全性を証明する責任は電力会社の側にあるとしていた。
 そして、その立証が完全に破綻していることは決定自ら認めている。
 にもかかわらず、社会通念というわけのわからないものを根拠として
 決定自体が火山の爆発の予見は困難としたにもかかわらず、
 その不可能な予見を住民側に求め、
 これができていないことを根拠に住民の請求を否定したのである。」

つまり、判決は、電力会社側の、地震、火山からの安全性の証明は全て破綻していると認めながら、「社会通念」というわけのわからないものを根拠に、抗告を棄却したのだ。

そこで、海渡弁護士は呼び掛けている。
「ここで認定された事実をもとに、
  川内原発は、そしてすべての原発は止めておくべきであるという「社会通念」を作り上げる仕事は、一人一人の市民の手に委ねられている。」と。

私は、声を大にして言おう。
地震国・火山国、日本のすべての原発はなくそう、と。

以上、『世界』6月号、「川内原発をこのまま動かしていいのか」海渡雄一
から学びました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武器輸出企業をボイコットしよう!

2016-05-16 20:04:26 | 日記

「武器輸出」企業にノー!
                 須山敦行

『世界』6月号で、「日本国憲法」の平和主義に真っ向から反する、武器輸出が「防衛備品」輸出の名で、急速に進められつつある事実を学びました。

原発企業(日立、三菱、東芝)の製品をボイコットしていますが、(家電を買うとき、買わないようにしています。)武器輸出企業のボイコットも呼び掛けたいです。

...

とは言っても、私たちは、武器は購入しませんが。

三菱重工、川崎重工、NEC、富士通、三井造船、ジャパン・マリン・ユナイテッド、なんて会社が、やっているようです。

その下には、平和産業で行きたいのに、悩ましい立場に立たされる、様々な部品メーカーがあるようです。

三菱って、悪い所にはいつも顔を出しますね。

「もうかるためには戦争やむなし」とは。

彼らは、「安全保障」、「抑止力」という言葉で武器を売り出しています。
「案線保障」、「抑止力」は、「武器」、「戦争」という意味なのは、安保法制と同じですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

練馬の5月例会、5名で熱く、楽しく!

2016-05-13 14:40:08 | 日記

『世界』を読む会、練馬の5月例会が11日に行われました。
例によって、熱く、楽しく、5名で語り合いました。

共通テーマは、
○ 櫻井さん提案の...
   「TVキャスターたちはなぜ声をあげたのか」       金平茂徳
○ 須山 提案の
   「インタビューという仕事」                   国谷裕子

各自のお薦めは、以下のモノでした。

● 櫻井郁利 ・「立憲主義のエッセンス」        長谷部恭男、石川健治
● 伊藤亨  ・「死刑の『議論』への疑問」       デイビッド・T・ジョンソン
● 巻和泉 ・「つながりをつくる、こども食堂」             大江正章
        ・「改題『吉田調書』特別編」         田辺文也×田中三彦
● 須山敦行 ・「子どもたちの未来と健康をすべてに優先させよ」  菅谷 昭
        ・「職業『女子アナ』という孤独」             藪本雅子
などでした。

◎ 『世界』を読む会(練馬)  6月例会 の 予定

● 日 時 6月8日(水) 午後6時
  (1時間繰り上げました。お間違えなく)
● 場 所 喫茶アンデス 練馬区豊玉北5-17-9 井上ビル 2F
      電話 03-5999-8291
      練馬駅[A2]から徒歩約0分  
● 持ち物 雑誌『世界』6月号
● 共通テーマ は、Facebookの「『世界』を読む会」上で、各自がレポートするものを提案して、それを「共通テーマ」とします。
 先月、忘れてしまった人がいたので、お忘れ無く!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東久留米の5月例会、8名で、活発に!

2016-05-11 13:52:33 | 日記

東久留米の『世界』を読む会、5月例会は10日に、8名の参加でした!

共通テーマと第一発言者を決めた、新しいやり方で。読者会の流れがよくなって、発言も大変活発でした。

◎ 東久留米の『世界』を読む会、6月例会の予定...
●日 時 6月14日(火) 午後6時半
●場 所 市民プラザ会議室(市役所の建物の1階)
●持ち物 雑誌『世界』6月号
○共通テーマ 「いまこそ軍縮の理念を語れ」   河野洋平
      「死の商人はどこから来る?」     高遠菜穂子
      「ホセ・ムヒカ大いに語る」        伊高浩昭
       「拉致と日本人」         辛淑玉×蓮池 透
     
● 連絡先 須山
     suyaman51@mail.goo.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする