『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

『ポスト事実』、『post-trith』の時代

2016-12-27 13:13:10 | 日記

『ポスト事実』、『post-trith』の時代

                         須山敦行

トランプ現象から、日本の安倍状態、世界の動向を考える時、
『ポスト事実』、『post-trith』という考えが、大切だ、
と、『世界』1月号の三島憲一『ポスト真理の政治』で学んだ。

「事実を無視した 感情への訴え 気分を煽る短いフレーズ が通る時代」
「嘘を嘘と思わないで叫ぶと、多くの人々の気持ちが盛り上がり、怒り狂う」
「真か偽かの次元とは別の次元にずらして、感情に訴えかける」

「そのためにツイッターなどの短文通信を利用する」
短文の方が『ポスト真理』ないし『ポスト事実』に都合がいい

 ●「原爆を作ったのはユダヤ人」(ネトウヨ)
 ●「日本を取り戻す」(安倍)
 ●「アメリカを再び偉大にする」(トランプ)
 ●「女性が輝く社会」(安倍)
 ●「温暖化の義論は『中国人によって中国人のためにでっちあげられた 欺瞞だ」(トランプ)
 ●「戦争法反対のデモには非常に多くの中国からの工作員が潜入していた」(ネトウヨ)
 ●「嘘つき新聞」(ネトウヨ)
 ●「アベノミクスは道半ば」(安倍)
 ●「福島はアンダーコントロール」(安倍)


「事実無視 これがエモーションを煽ることで
 国家の上層部(安倍)と最末端(ネトウヨ)が抱き合う

そんな時代を、何とかするために、事実と共に、truthと共に生きるために、『世界』の論考を読み解く力を身につけたい。
皆さん、『世界』を読む会へ。

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練馬の12月例会、5名で。

2016-12-15 13:37:47 | 日記

14日、練馬の『世界』を読む会の12月例会を行いました。
5名の参加で、楽しく、意見交流出来ました。
次回は新年会にしようということで、小岩の櫻井さん宅へ集合です。

共通テーマは、...
○ 須山提案の
   「『諦めるなどという贅沢はありません、いいですか?』」
                           バーニー・サンダース
○ 巻さん提案の
   「政治家の時代、『現実主義』の時代の終わり」   入江昭
○ 伊藤さん(欠席)提案の
   「辺野古高裁判決の不条理」           五十嵐敬喜
○ 櫻井さん提案の
 
  「TPPはどこへ向かうか?」             首藤信彦
○ 青木さん提案の
   「泉田裕彦・前新潟県知事インタビュー」     尾松 亮
                                      でした。

その他のお薦めは、以下のモノでした。
●  巻  ・「八方ふさがり、八つ当たり」       米谷ふみ子
     ・「女性には誰も謝らない社会構造」    宮崎春日  
  須山 ・「調印・承認阻止へ最終局面を迎える『日印原理力協力協定」
                               福永正明
     ・「衆院W補選」                柿﨑明二
     ・「世界のウチナーンチュが見た辺野古・高江」
                               親川志奈子
                                      でした。
                             

◎ 練馬の『世界』を読む会、1月例会(新年会)の予定

●日 時 1月16日(月) 午後1時50分
● 場 所 小岩駅南口ロータリー集合
       櫻井さん宅へ
●持ち物 雑誌『世界』1月号
○共通テーマ
  「『アメリカのない世界」             西谷 修
  「『アメリカ政治の壁』とリベラルの敗北」  渡辺将人
  「学校は子どもの命を守れるか」 山形×佐藤×諸永
  「問題は英国ではなくEUだ」         伊東光晴
  「神を捨て、神になった男 確定死刑囚・袴田巌」
                             青柳雄介
  
● 連絡先 須山
     suyaman51@mail.goo.ne.jp

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東久留米の12月例会は、7名の参加でした。

2016-12-14 13:04:52 | 日記

13日、東久留米の『世界』を読む会の12月例会を行いました。
今月も7名の参加で、楽しく、意見交流出来ました。

共通テーマは、
○ 堀江さん提案の...
        「『諦めるなどという贅沢はありません、いいですか?」
                          バーニー・サンダース
○ 神谷さん提案の
        「八方ふさがり、八つ当たり」    米谷ふみ子
○ 西崎さん提案の
        「TPPはどこへ向かうか」     首藤信彦
                                   でした。

その他のお薦めは、以下のモノでした。
●  小川・巻   ・「米軍と一体化する自衛隊」 前田哲男
  須山      ・「泉田裕彦・前新潟県知事インタビュー」
                              尾松 亮
                                  でした。
                             

◎ 東久留米の『世界』を読む会、17年1月例会のお知らせ

●日 時 1月10日(火) 午後6時半
●場 所 市民プラザ会議室(市役所1階)
●持ち物 雑誌『世界』1月号
○共通テーマ
     「『アメリカのない世界』」          西谷 修
     「白人の動揺、移民の分断」        西山隆行
     「原発避難 迫る『借上住宅打ち切り』」 吉田千亜
  
● 連絡先 須山
     suyaman51@mail.goo.ne.jp

 

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ベトナム原発白紙撤回と日本の市民運動

2016-12-09 16:03:49 | 日記

ベトナム原発白紙撤回と日本の市民運動
                                                     須山敦行

ベトナムが原発を白紙撤回した。
多分、安倍政権はそれを覆そうと、慌てて動くのだろうが。

ベトナムは共産党一党支配で、デモも無い。言論は命懸けという社会だ。

その中で、この白紙撤回を成し遂げた力に、日本の市民運動の力があったというのだ。
『世界』の1月号の「世界の潮」に、そのような働きかけの当事者であった、吉井美知子さんが寄稿して、事態を説明している。

「日本の市民社会の運動が影響したにちがいない今回の白紙撤回に、少しだけ自分も貢献できたかなあと喜んでいる。」と書いている。

彼女たちが、ベトナム政府への政策提言プロジェクトとして働きかけたり、ベトナムでの講演などを積み重ねたのだ。

私たちの市民の国会前での反原発運動に、インドの人が参加したこともあった。私たちの運動も少しは、この結果につながっていたのでは、と思う。バタフライ効果ではないが。

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