『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

zoomの『世界』を読む会・2月例会は5名で。

2023-02-25 19:02:37 | 日記
zoomの『世界』を読む会・2月例会の報告
 
 2月24日(金)、午後7時半~、zoomの『世界』を読む会・2月例会が開かれました。
 5名の参加でした。
■ 今月のテーマ
 ・中北浩爾「ポスト「一強」政治の選択肢」
 ・梶谷懐、川上桃子、吉岡桂子「中国経済はどう進むのか」
     でした。
 
○2月号のその他のお薦め
 ・井内 「大衆的検閲について」        桐野夏生
 ・大塩 「神宮大麻を知っていますか?」ジョン・ブリーン
     「パンデミックが照らし出す「科学」と「政治」」
                        神里達博
      でした。
 
◎ ZOOMの『世界』を読む会、3月例会 の予定
 ●日 時 3月24日(金) 午後7時半~9時半
※  月末の金曜が定例ですが、事情により24日に。
 ○共通テーマ
 ・「プーチンのロシアは何を夢見るか?」
             池田嘉郎、宇山智彦、浜由樹子
 ・「「保育の質」はなぜ失われてきたか」    田淵紫織
 ・「少子化対策に「特効薬」はない」     山口慎太郎
 ・「保育が社会を変えられるか?」       平松知子
 ○参加ご希望の方は連絡下さい。案内を差し上げます。
 ○なお、東久留米の『世界』を読む会・zoomの部が、第2水曜午後7時からで、ありますので、参加希望の方は連絡ください。
 ● 連絡先 須山
               suyaman50@gmail.com
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富岡の『世界』を読む会・2月例会は5名で。

2023-02-17 13:46:49 | 日記
富岡の『世界』を読む会・2月例会の報告
(郡山さんから)
 
 富岡『世界』を読む会・2月例会が、2月15日(水)の午後、5人の参加を得て開催されました。
テーマは、①沖縄対外問題研究会『「沖縄返還」50年を超えて—基地の島からの主張」、福田康夫インタビュー『習近平の中国とどう向き合うか』、②坂田雅裕『憲法九条の死』、蟻川恒正『「解釈変更」という擬態—この10年間のこの国の政治を考える』の3つの論文と1つのインタビューを取り上げました。
 
Ⅰ.沖縄対外問題研究会『「沖縄返還」50年を超えて—基地の島からの主張』、インタビュー・福田康夫『習近平の中国とどう向き合うか』について
 研究会の主張①沖縄を「辺境の島」から「津梁の島」へ、②台湾危機回避のため、日・米・中は平和的手段の創出を、➂日本は軍備増強に歯止めを、の3項目に、全面的に賛成の声があがった。しかし現状は、沖縄を日本有事の防波堤とし、日米の政治家たちの不用意な台湾訪問と対中挑発、そして軍備拡大。貴重な研究会の主張を是非、野党共闘の共通施策として取り入れ、メディアへの露出のはかりつつ、国民的議論に持っていきたいものだ。
表題『「沖縄返還」から50年を超えて』から、もう少し沖縄そのものにフォーカスした内容を期待したが、論考は台湾を巡る米中の葛藤と日本の外交に終始していた、との感想が出された。
 中国外交を「拘束」している要素のうち、「中国の歴史と人々の記憶」に注目した。ロシアのウクライナ侵攻を論じる中で語られている「大ロシア主義」と類似した指摘だ。同様のことをインタビューで福田康夫が語っている。アヘン戦争以来の半植民地でバラバラな状態に陥った「その国を再構築し昔の夢を取り戻そう」というのが中国の中核的立場の人々の「思い」だと。
 福田康夫のインタビューでは、保守リベラルの対中認識が明快だ。こうした声は、自民党内部からはなかなか聞こえてこない。メディアによる掘り起こしを期待したい。
 
Ⅱ.阪田雅裕『憲法九条の死』、蟻川恒正『「解釈変更」という擬態—この10年間のこの国の政治を考える』
 阪田論文の表題「憲法九条の死」にギョッとさせられた。九条の規範性を一枚一枚はがしていくと最早、すっぽんぽんで何も残っていない。非武装→非武装志向→専守防衛/集団的自衛権容認→敵基地攻撃能力の取得。/の前までは、なんとか9条の規範性のエッジが効いていたのが、/を乗り越えた結果、九条は危篤状態となり、そして今、敵基地攻撃能力取得でもって「憲法九条の死」となる。そしてこの先には、「非核三原則」の破棄、核の共用化、そしてついには核武装化が待っているのか?
 阪田、蟻川両論文で重なっているのが、政治に蔓延しているウソと虚偽。しかも国家の基本である「憲法」をも犯している。モラルのなさに危機感を持つ、という感想が出された。
 
Ⅲ.3月例会の案内
1.月日:3月15日(水)14.00-16.00時、吉井コミュニティセンター
2.課題:(1)世界史の試練 ウクライナ戦争
 ①野村真理『西ウクライナの古都リヴィウが見てきたこと』
 ②小山 哲 『ポーランドから見た「ウクライナ侵攻」』
 (2)保育の貧困 田淵紫織『「保育の質」はなぜ失われてきたか』
                        以上
 
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東久留米の『世界』を読む会・昼の部・2月例会は7名で。

2023-02-15 19:53:02 | 日記
東久留米の『世界』昼の部、2月例会の報告
 
 東久留米の『世界』を読む会・昼の部、2月例会は、2月15日(水)、午後4時より、生涯学習センター学習会議室3で行われました。参加は新しい方を加えて7名でした。
今月のテーマは
 ・阪田雅裕「憲法九条の死」
 ・小嶋華津子「習近平三期目 長期政権の内実」
 ・福田康夫「習近平の中国とどう向き合うか」
     でした。
 ● 2号のその他のお勧めは
 ・小泉 「犠牲となった人民」 聶莉莉
     でした。
 
◎ 東久留米の『世界』を読む会(昼の部)3月例会のお知らせ
 ●日 時 3月15日(水) 午後4時
 ●場 所 生涯学習センター学習会議室5
 ●持ち物 雑誌『世界』3月号
 ○共通テーマ
 ・「プーチンのロシアは何を夢見るか?」                
           池田嘉郎、宇山智彦、浜 由樹子
 ・「この戦争は何であり、どこへ向かっているか」
                     塩川伸明
 ・「葛西敬之は日本の鉄道をどう変えたか」原 武史
 ※ 第3水曜が定例です。ご承知ください。
 ● 連絡先 須山
             suyaman50@gmail.com
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練馬の『世界』を読む会・2月例会は、8名で。

2023-02-14 19:46:24 | 日記
練馬の『世界』を読む会・2月例会の報告
 
 2月14日(火)、午後1時より、練馬の『世界』を読む会・2月例会が、光が丘図書館会議室で行われました。参加は8名でした。
 例に依って、美味しいコーヒーとケーキなど、楽しい会でした。
 今回もじっくり楽しみ5時までの超ロングの会となりました。
 
今月のテーマは
 ・「「解釈変更」という擬態」      蟻川恒正
 ・「習近平三期目 長期政権の内実」  小嶋華津子
 ・「医療界と社会のあいだ」       高久玲音
 ・「脳力のレッスン 248」      寺島実郎
の4本でした。
 
■ 2月号のその他のお勧めは
 ・西  「ポスト「一強」政治の選択肢」 中北浩爾
 ・須山 「「脱成長」は呪いか、福音か」 江守正多
    でした。
 
◎ 練馬の『世界』を読む会、3月例会 の予定
 ●日 時 3月16日(木) 午後1時~4時
 ※ 第三木曜日が定例です。
 ●場 所 光が丘図書館・第一会議室
 ●持ち物 雑誌『世界』3月号
 ○共通テーマ
 ・「この戦争は何であり、どこへ向かっているか」
                     塩川伸明
 ・「ひろゆき論」            伊藤昌亮
 ・「「保育の質」はなぜ失われてきたか」 田淵紫織
 ● 連絡先 須山
             suyaman50@gmail.com 
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東久留米の『世界』を読む会・zoomの2月例会は3名で。

2023-02-09 16:56:07 | 日記
東久留米の『世界』(zoom)2月例会の報告
 
 2月8日(水)、午後7時より、東久留米の『世界』を読む会・zoomの2月例会が3名の参加で行われました。
 
■ 第一テーマ・阪田雅裕「九条の死」
 集団的自衛権の安保法制で危篤状態にあった九条が、今回の国家安全保障戦略の改定で「死」に至った。まさに「九条の死」に直面してしまった。そんな重大な事態なのに、それらしい反応が出ていないように感じられる。政府は、しらっと「専守防衛」だと言いつのる。安保のおける日本とアメリカの役割が大きく変えられる。アメリカの言うままに。日本の事情によるものではない。そんなアメリカの意図を語るような論文があってもいいのでは。この「九条の死」を黙って見過ごすことはできない。最後は国民が審判を下すしかないのだが。など、熱い意見交換でした。
 
■ 第二テーマ・中北浩爾「ポスト「一強」政治の選択肢」
 自民党政権は、有権者に有効な選択をさせないことが上手だな。心理学の親近効果ということがあるが、モリカケも時間が経てば忘れてしまう。筆者は、政権交代を自己目的化しているようなところが感じられるが、リベラルを軸にした野党共闘が必要だろう。参院選の敗北の総括をどうしているかが大切なポイントだ。
 最後に共産党の変化への期待が語られているが、昨日今日の報道では思わしくない展開に陥っている。民主主義を軸に大きく状況を変えるよい機会なのに。などと話し合いました。
 
■ 第三テーマ・福田康夫「習近平の中国とどう向き合うか」
 アメリカとの連携の重視や武力の肯定など、保守政治家らしい限界を示しながらも、中国との交流の促進を提案するところは、現政権には見られない重要な見方をしていると話し合いました。
 
●その他のお薦めは
・髙木 「大衆的検閲について」       桐野夏生
・巻  「螺獅粉とガチ中華」        岩間一弘
・須山 「「脱成長」は呪いか、福音か」   江守正多
   でした。
 
◎ 東久留米の『世界』を読む会、3月例会のお知らせ
 ●日 時 3月8日(水) 午後7時
 ●zoomでのオンライン開催
 参加希望の方は、メールを下さい。案内を送ります。
 ●持ち物 雑誌『世界』3月号
 ○共通テーマ
 ・「この戦争は何であり、どこに向かっているか」塩川伸明              
 ・「ひろゆき論」               伊藤昌亮
 ・「「保育の質」はなぜ失われてきたか」    田淵紫織
 ※ 第2水曜が定例です。ご承知ください。
 ※ 他に、昼の部として、第3水曜、4時から会場で行なう会もあります。
 ● 連絡先 須山
             suyaman50@gmail.com
 
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