『世界』を読む会

寅さんの博も読んでいる『世界』を読んで、話し合おう。

zoomの『世界』を読む会・第1回(3月例会)開かる!

2021-03-26 00:58:13 | 日記
 3月25日、午後7時~9時半、記念すべき、第1回・zoomの『世界』を読む会(3月例会)が開かれました。
 参加は12名。これまでの4会場に参加の皆さんの他に静岡県富士宮市からの参加の方、そして『世界』編集部から、編集長の熊谷さんと編集部員の大山さんの2名が参加して下さいました。何回かプレzoom開催を経ているのでトラブルもわずかで、ほぼ時間通りに皆さん集合、開始できました。
 ・「プラスチック依存社会からの脱却」(高田秀重)
 ・「不戦の琉球弧へのイマジン」(星川 淳)
の2本をテーマに行いました。
 それぞれ、レポーターのお二人がコンパクトに整理した報告で先陣を切って下さって、スムーズに問題点を掘り下げる話し合いができました。各会場でやっているよりも多数の参加で進行が危ぶまれましたが、皆さんご配慮下さって、短く切り口の鋭い発言で滞りなく進行できました。
 話し合いの内容については、とてもまとめて報告できませんので、割愛します。
 編集部、編集長の参加ということで、編集部への質問、要望も率直に(遠慮なく)発言されて、熊谷編集長が誠意を持ってお答え下さいました。(文章が難しい)(題名の付け方は)(発行部数は)等々。読者も編集部も共に『世界』を育て広めたいという共通の思いを交流できました。
 編集部の大山さんの質問に答える形で、熊谷編集長が3月号の特集の「21世紀の公害」を、10年来の取り上げたいテーマとしての熱い思いのもとに企画されたというお話が、その熱意が強く印象に残りました。
 2014年8月に、巻君と吉田君(本日参加の)と3名で始めて(その後は、巻君と2人で続けて)、15年11月に東久留米、16年11月に練馬、18年5月に富岡、19年5月に小岩と広げていだだき、そしてコロナ下を機にzoomでの開催。そしてそこに編集部の参加を頂いたことは、感慨深いものがあります。ちっぽけな行動が何か「世界」を動かすことにどこかでつながっていく「バタフライ効果」を夢見ながら、皆さんの協力で楽しく続けてきたことが、小さいけれど確かな実を結んだかという思いです。
 皆さん、ありがとうございます。
 zoomの『世界』を読む会を育てて行きましょう!
 
◎ ZOOMの『世界』を読む会、4月例会 の予定
  ●日 時 4月22日(木) 午後7時~9時半
   ※ 月末の木曜が定例ですが、29日が休日のため、22日に行ないます。
  ○共通テーマ
    未定
    決定次第、お知らせします。
  ○参加ご希望の方は連絡下さい。案内を差し上げます。
  ● 連絡先 須山
           suyaman51@mail.goo.ne.jp 
 
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東久留米『世界』を読む会(二部)、を開きます。

2021-03-23 14:25:24 | 日記
 参加者の方から、参加したいのだけれど、夜の時間は無理ということで、とりあえず、(二部)として、もう一回の『世界』を読む会を企画してみました。
 こちらの方が参加しやすい、という方は、どうぞ。
 また、二回とも参加したい、という方も、どうぞ。
 
◎ 東久留米の『世界』を読む会(二部)、4月例会のお知らせ
  ●日 時 4月21日(水) 午後4時
  ●場 所 生涯学習センター集会学習室2
  ●持ち物 雑誌『世界』4月号
  ○共通テーマ
  ・「パンデミック監視資本主義の台頭」  小笠原みどり
  ・「デジタル庁構想批判の原則を立てる」   小倉利丸
  ・「変化しつづける社会民主主義」      近藤康史
  ※ 第3水曜を定例にしようかと思っています。
  ● 連絡先 須山
            suyaman51@mail.goo.ne.jp
 
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小岩の『世界』3月例会、zoomで、4名で。

2021-03-19 21:21:05 | 日記
 3月18日(木)、午後7時から、小岩の『世界』を読む会・3月例会が、zoomで開催されました。
 これで、3ヶ月連続のzoom開催です。
 ちょっと慣れてきました。
 参加は4名。途中で1名、頭痛で退場。
 頭が痛くなるほど、深い思考を交わす議論が進められました。
 何と、終了したのは、12時に後数分。夜道を歩いて家路を辿らなくて良いという状態だと、いつまでも喋り続けたい、そういうエネルギーと熱があるのだと驚きました。5時間、ノンストップで大脳をフル回転。これでは、途中退場者が出るのも当然?
 
 「新たな公害の世紀」は電磁波問題。次の「プラスチック依存社会からの脱却」も、同様な問題を生んでいるのですが、それらに共通しているのは、「見えない」ということ。さらに「それなしには生活が成り立たない(現状では)」ということ。因果関係が簡単に特定できないが、蓄積することで恐ろしい害につながること。「炭鉱のカナリヤ」=弱い者、敏感な者が警告を発していること。「ナノ」とか「PM25」とか、桁違いに「小さい」ことが、「細胞」をも貫く恐ろしさをもたらすこと。など、私などは、田舎でゆっくりする方へ逃れたくなる思いにとらわれました。
 
 「不戦の琉球弧へのイマジン」「日米一体の巨大軍事基地」では、新防衛大綱がもたらす変化が、「基盤的防衛力構想」と「専守防衛」のはずが、「動的」「抑止・対処」型という巨大な軍事力へと進み出ている現状が語られました。欧州が対ロシアで冷戦的な対応をやめ脱アメリカを鮮明にしてきている中で、アメリカはアジア重視、そして日本は日米同盟まっしぐらという状態、野党政権は大きな図を描けるかな、などなど。
 
 今月のその他のお勧めで、Oさんが山本晴太の「時代遅れの「主権免除」論」を絶賛で、3月号はこれを読めばあとは要らない、ほどだ、とのこと。いわゆる「主権免除論」批判。民事での「制限免除主義」(当事者相互の利害関係)から、「人権例外」への歩みの途上にあること。それが国家(秩序)と個人の関係へ。より進んで、戦争での殺人の「主権免除」を例外化、無効化していけば、戦争で被害を受けたり、殺されたら、殺人罪として訴えることになる。つまり戦争の破壊・殺人が「悪」として裁かれることになる。本当に戦争が否定されることになる。司法の分野から。そういう歴史の発展の一歩としての韓国の判決を、19世紀の「主権免除論」で声高に韓国批判をしている政府、マスコミはお粗末のひと言。それで日本国民を納得させようとは、まさに「愚民政策」。それにやられているようでは、正真正銘の「愚民」だ。4ページの短い文章に、大きな人類のロマンが詰まった文章ということか?
 などということで、5時間ぶっ通しの、小岩のzoom『世界』を読む会でした。
 
 今回の共通テーマは、
  ○「新たな公害の世紀」              上田昌文
  ○「プラスチック依存社会からの脱却」      高田秀重
  ○「不戦の琉球弧へのイマジン」         星川 淳
  ○「日米一体の巨大軍事基地」          前田哲男
                 でした。
 3月号のお薦め
  ■ 大塩 ・「時代遅れの「主権免除」論」    山本晴太
       ・「メディア批評 第159回」    神保太郎
  ■ 片山 ・「バイデンが直面する「核の多次元方程式」」
                          太田昌克
            でした。
 
 ◎ 小岩の『世界』を読む会、4月例会 の予定
  ●日 時 4月15日(木) 午後7時
  ●場 所 南小岩8丁目21の8
          小岩駅から徒歩約3分
  ●持ち物 雑誌『世界』4月号
  ○共通テーマ
   ・「中央銀行は漂流しているのか?」      白川方明
   ・「パンデミック監視資本主義の台頭」   小笠原みどり
   ・「変化しつづける社会民主主義」       近藤康史
  ● 連絡先 須山
            suyaman51@mail.goo.ne.jp
 
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練馬の『世界』3月例会は、7名で。

2021-03-19 20:36:16 | 日記
 3月18日(木)、午後1時10分から、光が丘区民センター6階会議室2で、練馬の『世界』を読む会、3月例会を行いました。
 直前に欠席の連絡が続き、これは今日は寂しい会になりそうだ、と思い、長机を4つ出し、机に1人ずつかな、と思っていましたが、開始時間になると、1人また1人、また1人と、さらに欠席連絡のあった方も、「用事が早く終わったから」と駆けつけてくれて、ちょっと密な7名の参加の賑やかな会になりました。練馬の会は、女性が3名で、女性比率が最も高い会です。
 誰かさんが提供してくれたチョコとおせんべいに巻さんの美味しいコーヒーで、楽しいひとときを過ごしました。
 第1テーマの「NHKは再び政治権力に屈するのか」は、皆さんそれぞれテレビのお気に入り番組や、また批判などを日頃からお持ちで、言いたいことが溢れ出る活発な話し合いとなりました。NHKのドキュメンタリーのレベルの高さというのは、一様に高評価、一方、岩田明子など「政治部」はひどいと。NHK経営委員会とはなんぞや、会長はどう決められるのか? かつては新聞社のトップが会長職を務めていたそうですが、いまは大企業のトップが通例か。「公共放送」、日本は公=官という状態にある、政府から「独立性」を保った公共放送のあり方、市民のウオッチングが大切だということです。それにしても、教育テレビやBSプレミアムチャンネルが無くなるというのは、何だかNHKのいい部分が削られるようで、残念すぎる気がしますが。
 第2テーマの「新たな公害の世紀」では、「電磁波」「香害」「マイクロプラスチック」など、いずれも「炭鉱のカナリヤ」と言われる過敏な人、脆弱な人(子ども)が苦しんでいて、鈍感な多くの人に「変人扱い?」され、苦しんでいる状態がある。実際に、娘の家に行くと体調が壊れる母親が、家の中のコンセントを全部抜いたら大丈夫になったという実際の話を聞いたという方も。
 第3テーマの「日米一体の巨大軍事基地」では、いつの間にやら、強大で攻撃力を備えた軍備が進行している状況に、どうしたものか、模索の討論でした。
 「ポチ」と「犬」の違い、「個人」で大切なのは「個」か「人」か、という話。どこからこの話になったのか、思い出せませんが、「個」が大切にされないという日本の現状を嘆くものでした。日本人は「強い、大きな」ものを称え、すがろうとするという話だったかな。
 ゆったりとして、和やかで、かつ真面目な、よい時間を過ごしました。
 皆さん、ご苦労様でした。
 
 今月のテーマ
 ・「NHKは再び政治権力に屈するのか」     長井 暁
 ・「新たな公害の世紀」             上田昌文
 ・「日米一体の巨大軍事基地」          前田哲男
    でした。
 3月号のお勧めは、
 ● 橋本 ・「プラスチック依存社会からの脱却」 高田秀重
 ● 巻  ・「すぐそこにある世界 第24回」
                師岡カリーマ・エルサムニー
              でした。
 
 ◎ 練馬の『世界』を読む会、4月例会 の予定
  ●日 時 4月15日(木) 午後1時10分~4時
  ●場 所 光が丘区民センター6F会議室(予定)
  (地下鉄大江戸線「光が丘駅」下車 改札を出て、案内表示に従ってエレベーターに乗って6階)
  ●持ち物 雑誌『世界』4月号
  ○共通テーマ
   ・「自治体としてパンデミックに立ち向かう」保坂展人
   ・「パンデミック監視資本主義の台頭」 小笠原みどり
   ・「私たちは社会民主主義を選ぶ」福島みずほ×大椿ゆうこ
  ● 連絡先 須山
           suyaman51@mail.goo.ne.jp 
 
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富岡の『世界』、3月例会は8名で。

2021-03-17 23:27:59 | 日記
 3月17日(水)、富岡の『世界』を読む会が行われました。
 「寒い」吉井町の西部コミュニティーセンターへ、皆さん重装備の用意で集まりましたが、さすがに3月、春、太陽の光が部屋を暖めてくれて、寒さは全く感じられませんでした。春の光のように希望が溢れる「世界」であって欲しいものですが。
 
 このところしっかり集まる8名のフルメンバーでの会となりました。
 まず、「核兵器問題」から。
 今朝、英国のジョンソン首相が核軍拡を宣言したということで、核問題はますます泥沼という恐ろしい状況の中での討議になりました。トランプが核軍縮の様々な取り組みの積み重ねをことごとく壊してしまった尻拭いをバイデンはどうやるのでしょうか。アメリカの大統領が「核のボタン」を持って歩いている姿がリアルな恐怖です。
 我が日本は、あたかも準核保有国と言えるような状況、日本の支配層には核武装論者があり、政治家は核抑止論にすっぽりはまっている。それを許している国民は……。
 川崎哲さんらの作っている、スマホの「議員ウォッチ」には、議員だけでなく、全国市区町村の核兵器禁止条約への賛同の状況が表示されているので、市民は各自治体議員に働きかけることは出来そうだし、総選挙では立候補者に核兵器禁止条約への賛否を問うことも出来るだろう、などと、市民とした何とかせねばという討議でした。
 次の、NHKの問題では、2001年の「ETV2001・シリーズ戦争をどう裁くか、第2回 問われる戦時性暴力」に対して、安倍、中川ら政治家によってなされた番組改編への圧力が、今回の「かんぽ」「学術会議」を巡る報道で「再び」なされているのだという、2001年の当事者としての長井氏の訴えだということで、放送の「独立性」をどう確保するのかという課題が、日本は大きく遅れていることへの懸念が語られました。また「オリンピック」にメディアが踏み込まない状況は、目の前の些事への対応に逃げ込むことで大局的な問題への責任から逃れようとする、あの戦争の破局への進行を食い止められなかった心性と同根の問題ではないかなどと。果たして、オリンピックはどうなるのでしょう。
 
 
・今月のテーマは
 Ⅰ 核兵器禁止問題
  ・「バイデンが直面する「核の多次元方程式」」  太田昌克
  ・「核兵器の終わりが始まった」    川崎 哲(12月号)
 Ⅱ メディア論
  ・「NHKは再び政治権力に屈するのか」     長井 暁
  ・「メディア批評 第159回」        神保太郎
      でした。
 ・3月号のお勧めは
 ■郡山 ・「すぐそこにある世界 第24回」
                師岡カリーマ・エルサムニー
 ■島崎 ・「香害」                水野玲子
     ・「生態系とヒトを蝕み続ける農薬」   岡野幹治
      でした。
 
◎ 富岡の雑誌『世界』を読む会、4月例会 の予定
 ●日 時 4月14日(水)
 ●場 所 吉井町西部コミュニティセンター
        吉井町長根174-6
 ●時 間 午前9時半
 ●持ち物 雑誌『世界』4月号   
 ○共通テーマ
  ・「パンデミック監視資本主義の台頭」    小笠原みどり
   ・「中国デジタル革命と監視社会の行方」    倉澤治雄
   ・「人々による人々のためのデジタル社会へ」  内田聖子
  ・「対等な日米関係?」             猿田佐世
  ・「誰が廃炉にするのか?」           筒井哲郎
   ・「廃炉への現実的道筋を提起する」     (2月号)
       です。 
 
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