思想主義がないのが思想:定見なし。
このことが生き残りをかけた時には強みになる。
宗教では、教義として禁じている食物がある。→タブーがない日本人は、食糧危機の時、精神的負い目もなく、可能な食材を口にできる。
信仰ある人にとって安息日を守れない24時間営業はもってのほかのはず。(数年前には、ヨーロッパでは土、日営業が大々的に報じられた。)
戦闘行為という労働も安息日を守らなければならない宗教人には精神的呵責を感じるのではないか。
朝は神棚に柏手を打ち、
昼には教会で誓いの言葉を述べ結婚式をあげる。
夕には、仏壇の前で一日の報告をする。
凝り固まらない柔軟さを持ち合わせた民族集団。
常日頃の生活習慣、主義が
非常事態でも崩さない倫理感を持ち合わせていたい。
生活信条として、大事にしている核となる倫理には反したくないが、それさえも考えたことがない無定見さに身を置きたいくはないので、
非常事態に対応している自分をときおりイメージしてみる。
災害救助のときのトリアージに耐えるためには、常日頃の訓練が必要なように。
ここまで生きてこられたことに感謝して、見捨てない人、見捨てないものはなんだろう?