最近、連日マスコミ、国会を動かしている薬害肝炎は、限定された製剤に関する金銭が支給され、和解=訴訟が取り下げられる、ということになるのでしょうか。
この薬剤とは、フィブリノーゲン。
原料は、血液。
同じ検査システムの範疇の血液製剤は、フィブリノーゲン使用者の何倍も輸血されている。
同じ率で赤血球輸血、血小板輸血、新鮮凍結血漿製剤のC型肝炎発生率は予測できない点は、フィブリノーゲン、グロブリンなどの製剤は、国内自給が出来ないので、原料である血液を国外からの輸入に頼っていたという事情がある。
外国からの非難を浴びた”吸血鬼日本”と称してもよい時代。
”薬害”発生は、国内自給が確立していたからと回避できなかった。
薬剤を使用しなければ、”薬害”は発生しないということだけは断言できる。
最新の情報は、1年前には明確には存在していなかった。10年前には輪郭さえも、想定することさへ困難な無辜の医療従事者、治療薬剤製造者。
非難されて当然なのか?
日赤は、国内自給を目指して努力を続ける契機となった、