連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

SBDC朝礼;院長宇塚善郎の話

2010-03-04 15:42:54 | 血液専門医宇塚善郎

SBDC これは、仙台血液疾患センターの英語名の略称。

ある日の朝礼から。

精神とは何か?

ある哲学者はこう言っている。

『精神とは火である。精神の行う創造は芯の芯まで灼熱している。』

84歳の私にも灼熱した火が燃え残っているような思いを感じることはある。しかし、加齢とともに、精神は客体化されると、この創造的な炎も冷たくなってしまう。

次の朝礼で

“われわれの観念は、現象を極めるのに役立つ知的な道具に過ぎない。それが役目を果たしたら、それを取り換えねばならない。長いこと使って、切れなくなったメスのように。”(ベルナール 実験医学序説)

これは私がつねに心がけていることである。常に同じ視点で同じことを繰り返して行っている人は落後すると思う。発想の転換が重要である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする