3.11震災後はすっかり出不精になってしまいましたが
教え子の結婚式参加のため東京に出向きました。
開宴まで、ロケーションが良い三菱一号館美術館で時間つぶし。
大きな花束 購入記念の ”ルドンとその周辺 夢見る世紀末”展です。
ルドンの絵は、めだま、首からうえのオルフェウスとかの人物像、色彩鮮やかな花束
と断片的、一点鑑賞的認知度で、不思議な存在でした。
第1部 ルドンの黒
大きな邸宅ペイルルバートで里子として過ごした孤独な幼少期が、作風に影響したらしい。
第2部 色彩のルドン
色彩が現れた時期は、結婚。そして孤独な幼少期を過ごしたペイルルバートは人手に。
オルフェウスの死 目を閉じた人物像など、おだやかで、瞑想的とも違う思索的で
色彩あふれた花束と目玉とが結びつかない。
まあ、一面的な人生などあり得ないですから。
第3部 ルドンの周辺 象徴主義者たち
モロー、ゴーギャン、ドニの作品群と思いがけない出会いであった。
画家の仕事、絵を描く。自分の思いを表現し、残る。
研究者の表現は、論文を書いて発表すること?