収支のマイナスバランスを踏まえて、大きく体制を返還しようするなかで、
職員が帰宅後、病院内を見て回りました。
持ち場に雇用者が立ち入ることを忌避する気配が濃厚なのを感じているので、
帰宅後の立ち入り調査としました。
懐かしい品に、懐旧の念がわき起こってきました。
弱視の院長を思って、落としても壊れないティーポットは、Iさんの心遣い。
彼女の寿退社後、補充した人財は、仕事をこなせず、かといって解雇も出来ず、
パートながら、補充人員を雇用することにで、Iさんの仕事をなんとかクリア。
コーヒーメイカーは、N先生。
各部署で、欠員が出来ると、代替に仕事をこなし、新鮮、おもしろい、思ったより簡単!
軽々とこなしたくれた。
毎月届く沢山の本を、バックナンバー順に並べてくれたのはTさん。
雑誌のコピーも丁寧で、必ず元に戻してくれた。
それに引き替えYさんの通り一遍のちゃっかりしたおざなりぶり。
苦労した患者から、毎年元気で生活していますと届く産物を、
自分達が所属する職員に分けるときの浅ましさ。
Iさんは、院長先生への感謝の贈り物だという気持ちを込めて、まず先生に。
そして、感謝状も忘れずにでした。
少しでもぶんどり分を沢山で、院長先生には皆無。
10月に入ってからの、一連の変革に対する反応は、
人格の踏み絵さながら、落胆する驚きの連続でした。