大学入学以来、初期研究期間の2年弱を除いては、仙台に40年以上住んでいながら、
”焼きハゼ”を出汁にした仙台雑煮を食べたことがなく、毎年食べてみたいというきもちを持ち続けてきました。
ついに、ついに願いを叶える時間と場所を確保させてもらい、院生2人とつれだって昨日味わってきました。癖のない淡白なうまみの出ている汁に、でんとハゼがのっています。”いくら”の朱がめでたい感じで、大根、ニンジン、芋がらも入っていました。ハゼの小骨はきになり、だしがらだから、目で楽しむだけにしておけばよかったかな。
仙台文学館で。http://www.47news.jp/localnews/odekake/2013/01/post-20130101093142.html 正月かざりの入り口。今朝は雪。
目的は、雑煮。特別展示は、和田 誠さんの 原画とポスター。特別展に沿ったメニューもありましたが、別の機会に、と思うのですが、通勤途中にあり、近くて遠い文学館。
常設展示場へのエンタランスのしつらえ灯りがおだやかで、すがすがしい通り道でした。
また魯迅にちなんで、学生時代になじんだ階段教室(移設前に固い椅子に座って講義をうけていました)もあり、なつかしい町の佇まいを学生に話す機会も得られて、大満足。