仙台富田病院が、外来診療の無い病院で
(仙台血液疾患から引き続き診療している血液疾患患者は除いて)
短期間で満床となったのは、各診療機関で、退院させられる状態では無いが、
入院が長期化すると経営を圧迫する事態になる現行の診療報酬体系にある。
治療を施し、安定状態にありので、転院を迫られ、承諾し、安住の病院と思って転院後、
転院時の輸送負担に耐えられず、数日以内に死を迎える。
数日以内の入院で、死を迎えた患者が続出した事態で、
死亡診断書を家族に手渡し、病院から退出する患者を無機的に送り出している。
救命医療を施した先の病院で入院継続の日々を送っていたならば、
かくも急激な人生の最期を迎えなかっただろうなと、
心の中での思いを抱きながらの見送り。