連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

異常時の心理:台風9号最接近時

2016-08-23 09:24:33 | 日記・エッセイ・コラム
昨日、午後6時半から午後8時半までは太極拳の練習日
台風9号は、仙台には、午後8時ごろが最接近という予報がある中での練習日。
まず、いつも同乗させてくれる友人は、台風が来るからと練習参加は中止。
次第に雨脚が強まる気配の中、自転車を駆って向かう。
先生は、いつもはバイクだが、駐車していないのでバスでの参加と悟る。
いつも、先に到達している男性二人はいないので、
”今日は、先生一人に生徒一人かもしれませんね!”と言葉を交わしているうちに、一人到着。
”道路の渋滞で遅れました”とかなり遅れて男性二人が到着。
ひとしきり練習後、水分補給休暇中に
8時に次第に近くなるにつれ、外の気配は次第に音が激しく、室内のほこりがまいあがり、風の強さを思い知らされた。
いよいよますます、うちたたく音。
”ひどくなってきた!帰ろうかな?”
予報通りの時間に、激しくなった。今が一番台風が接近している時間だから、通り過ぎるのを待ったほうが良い。今帰るのは危険! と、引き留めた。
先生は、一向に練習を再開する気配無く、
しょうがないので、ストレッチを始める。
結局は、練習を再開することなく、もう8時45分になりました!と声をかけて、やっとクールダウンの体操を始める仕儀であった。

それぞれ、帰宅途中の不安に駆られているようであったが、
台風は留まっていずに、移動するのが常で、雨脚、風も収まってきたからと、皆にはっぱをかけて帰宅となった。

パニック状況発生時の、心理変化を目の当たりにして、
いずれも、60歳以上であるに関わらずの対応で、
心配する人たちが、他所にいた場合は、危険を顧みず飛び出す可能性は高いということを確認。
今回は、必ず間もなく、過ぎるという状況であったから、引き留める言葉をかけたが、
危険が終焉する見込みがないとき、どのように対応するかは覚悟をきめて、”カタルシス”的会話の中で、相手の気持ちを落ち着け、判断できるようにさせることが必要かと考えた。
コメント
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