今年古希を迎える、旧帝国大学の医学部に入学し、国立大学病院に長らく勤務してきた、女性です。
大学進学率は、15%ほど、女子は5%ほどでした。
意識すれば、セクハラ、アカハラ、セクハラ満載。近寄らない、避ける努力が欠かせませんでしたが、そうもいかない場面も多かったです。
入学早々から、
【女の子なのにどうして大学に入ったの?】【女の子なのに医学部?】
進学競争のなかで、合格可能として高校から推奨され選択しただけなので、世間の”女の子なのに!”に、驚き、
≪おんなのこだから≫なんて考えもしなかったね、と女子学生同士話し合いました。嫌な感じでした。
医師として働き始めてからも、【女医さん!】不快な響きで言われること多く、
入局後は、秘書さんなどわずかに女性はいましたが、女性医師の入局は久しぶりで、肩身の狭い、居ずらい環境。
専門として専攻したのが、多忙、壮絶な敬遠される分野で、人手不足甚だしく、指導者一人に下働きの私だけという環境で、恩師は、姉妹、従姉妹も多いためと、人手不足のなかよくぞ加わってくれたという人力として接してくれたので居心地はわkるくありませんでした(忙しすぎて!)。
セクハラ、パワハラ、アカハラはそれなりに多々経験。
男性感覚がはびこってきた分野は、女性が増えることにより、不快を高らかに、力強く発現し、攻め続けないと変えられない。
男性にとっては、不快でもなく、攻められることもなければ、特権として享受し続けるのは確実と思う。
男女の違いを、優劣認識から脱却させるために、
次世代を生み出す女性が不利にならない社会環境、システム
深層に潜む優越意識、肉体的強者意識を変えるのは時間がかかるだろうが、
絶え間なく、着実な変化を求める意識あってこそ、理不尽な意識を根絶やしにできるだろう。