2020年2月9日 期末試験採点終了。成績不振者へ課した課題に対する、わずかな採点は残ってはいますが。
2004年に、宮城学院女子大学に着任後、年2回8月、2月の期末試験後の採点業務は、約10日間、寸暇を惜しんで、約6万の回答の正誤を判定し、〇×をつけるだけなのですが、手首への負担、静止状態に近い作業は、心身へゆがんだ負荷としか表現できません。
文章中に単語を記入する問題を200問。200問の採点、正解が続く採点は、スムーズで、時間もかかりませんが、
ユニークな単語は、方言かもしれないなど調べる手間も、ほかの空欄なら正解には惑わされたり。
今年も、場違いな体の部位に、”弁””括約筋”が続く空欄に”肛門”が続出。
日常茶飯事には出てこない単語の、似てはいるけど違う、なまっている感じ
漢字では、部首はまったく気にしていない、音があっていればで!漢字は、調べれば済みますが。
死と隣り合わせの患者に寄り添う医療現場で30年過ごしてから、
2004年宮城学院女子大学に着任して戸惑いました。
休み時間になると、解放され、一斉に音がさんざめき、躍動感が伝わってくる!
講義終了で解放される、この優雅な感覚が一番の驚きであり、落ち着かない居心地の悪さを生み出したことを懐かしく思い出します。
学生は、教師の思いを受け取って成長していくのを実感しています。
どんな未来を築いていってくれるのでしょう?
大人の思いで”ゆとり”が大事として育てられてきた子供たちです。
のびのびと”合わせるのではなく、合わせて”育てられてきた子供たちの未来は、
育ててきた大人が思い描いた想像を超える変化をもたらしてくれそうな気がします。