豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

人それぞれの感じ方が異なる…栗東~京都~綾部市

2009-06-04 21:16:15 | ファース本部
住宅相談で「アパートで隣の部屋に住んでいる子供の声が煩くて追い出す方法を教えてください」との質問が寄せられました。自分は読書が趣味なので、隣の二人の子供が朝に夕なに騒がしい状態がストレスとなっているとの事です。気になりだすと、普通の言葉でさえも騒音に聞こえてしまうようです。この方には、次のような回答を書いて送信しました。

「人だれにも幼かった時があり、無邪気にはしゃぎ回った時期があります。
それは子供の特権のようなものであり、指摘の騒音範囲は、夜中に物を叩くとか、奇声を上げるなどの常軌を逸したものでなく、子供が成長する極めて普通の過程であるようです。子供のはしゃぎ声を子供が成長する時のリズムととらえてみたら如何でしょうか。またその子供達と仲良くなる事をお勧めします。
幼い子供から学ぶ事も多くあるはずです。自己修練だと思えばストレスも緩和されると思います。」……その方から返信が届きました。

「あの騒音を「自己修練の場に」などと、当事者の苦痛を知らない回答と、とても憤慨したものです。しかし夕食後の読書時に、二人の子供のふざけ合う声を聞いていて自分には無かった人の営みの在り方を感じるようになりました。
朝、廊下でその子供と顔を合わせた時、「おはよう!」と言える様になりました。
母子家庭のようですがそのお母さんとも会話が出来て、今や子供達のはしゃぎ声をストレスに感じる事は全くありません。」

「隣の子供を追い出す方法を教えてください」と言う相談者でしたがこの方は、きっと知的レベルの高い方だったのでしょう。「自分には無かった人の営みの在り方を感じる」と、このようなレスポンスのある相談者はとても少ないのです。

今日は、滋賀県栗東市の濱田工務店(AIS建設㈱)を訪問し、社長の濱田恵美子さん(写真)と情報交換を行う機会がありました。男社会の建築業界で、女性の工務店経営者に対し、人は感じ方が百人百様のようです。

家計を預かる主婦の立場になれるのは女性です。また家づくりの主導権を握るのも主婦なのですから、営業的には女性工務店経営者の方が有利だと思われます。
しかし、工事施工の現場管理となるとはやり男性が勝るのでしょうか。
相談メールのように感じ方を変えると全てを前向きに理解できそうな気もします。

蒸し暑い梅雨を思わせる一日でしたが、綾部の左瀧建設の社長(後日紹介)と久々に懇談が出来て今夜は初めて綾部市に泊まります。
明日は昼の飛行機で関西空港から北斗市の本社に帰社します。
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