豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

見て学ぶのか中国人…北斗市~函館空港~羽田空港~熊本空港~熊本市内

2010-12-07 20:35:05 | ファース本部
二列に並んだ空港のチェックカウンターで、右側の列だけがすいすいと手続きが行われているのに左側の列は殆ど進みません。チェック待ちの人は、あえて列の長い右側に並んでいます。左側の列が進まない理由は、並んでいない人が次々と左から入り込むからです。

話している言葉からその人々は中国人です。後ろに並んでいる中国人は、最初こそブツブツ文句を云っていたようですが諦めて右側の列に移動していました。
行儀よく並んだ方が、公平に作業が進み、誰もが平等の時間的な利益を分け合えるのです。

日本では極めて常識的な行動ですが中国人は、これを見て学ぶ事が出来るのでしょうか。
そもそも、日本国内で観光できる中国人は、かなり所得水準の高い人々なのでしょう。
然るに貧困層の人々は、食べるため、住むため、着るために精一杯のようです。

生きるために必要な3大要素の衣食住を確保するには、列に並んで行儀よくしているもなら生きる事すら出来ないような環境で生活しているのだと云います。
40年前の我国もそのような時代がありました。「ノウキョウサン」と云われるバブリーな農業経営者が、旅の恥はかき捨てとばかり赤面するような行動が在った事を記憶しています。

しかしながら日本人は、衣食住を確実に確保するため、まさに行儀よく並んだ方が何よりも得策で在る事を習得してきました。身体で学習してきたのでしょう。
中国も広大な大陸に13億人も人々が暮らし、何とも底深い可能性を秘めた国家です。

このような潜在性を秘めた国が、人権とか道徳などに目覚めた時こそ、文化的な大国と云える国家になれるのでしょう。列に並ぶ事の出来ない中国人でいるうちは、我国日本は、経済的にも技術的にも少しばかり、優位に立った国家運営が出来そうです。

写真は羽田空港で撮ったのですが、煩くて忙しない人の多くが中国人でした。ここに少し安堵する日本人がいる事も情けなくあります。3℃の北海道から7℃の熊本に来ました。
寒さは何処も変わりません。明日は熊本市内で半日研修の講義を行います。
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