ファース本部では、住宅の温熱環境を左右する断熱材や気密層の加熱実験を行っています。
ガラスの断性能、日射取得、日射熱遮熱性能などは、それ用の実験ブースを作り、寒い期間、暑い期間などとシーズンを通じて様々な性能対比実験を行います。
写真は、ファース本部本社の敷地内に作った断熱材の対比実験ボックスです。以前は何処の実験施設でも行われている、断熱材一部分を熱流計で性能試験を行っていました。
その断熱材が人の暮す空間の、床と天井それに壁四面の全部から逃げる熱量を計測してこそ真の断熱材性能が見極められると判断し、写真のBOX試験は5年前から実施しています。
大きさは、横幅2m、奥行2m、高さ2mの8立方メートルのボックスです。真ん中のBOXは基準性能を出すため24kg高性能グラスウール断熱材を100mmの厚さに入れてポリフィルムでしっかりと気密をとります。写真のような全く同じBOXを数個以上つくり、100倍発泡断熱材、他社メーカーのウレタン断熱材、ファースの家専用のエアライトなどを各部位の厚さの平均値がグラスウールと同じ100mmになるように設えます。
この実験BOXには、100wの電球を一個点灯させてBOX内を加熱します。このようにして加熱試験をすると断熱材ごとにその性能を確実に立証出来ます。外気温とBOX内の気温は比例しますが、GW24kgとエアライトでは約10℃の違いが出ます。また其の他の断熱材はGWとエアライトの中間あたりに位置します。
【比較詳細は此処から見て、グラフを拡大してください】
この気温の差は、その分の暖房費に関わる事になり、住んだ翌月から住み続ける限り、つきまとう温熱性能なのです。また、この実験BOXのグラスウールは、カラカラに乾燥しています。中に人が住んで生活をして湿ってくると、この数値を保持出来ません。同じ事をスポンジ状態の100倍発泡断熱材にも云える事です。いずれも壁や天井裏、床下に隠れてしまうために軽視しがちですが、重要な意味のある部位性能と云えます。
今日は終日、氷点下の真冬日なので断熱材ストレス実験には最適の日とも云えそうです。

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その断熱材が人の暮す空間の、床と天井それに壁四面の全部から逃げる熱量を計測してこそ真の断熱材性能が見極められると判断し、写真のBOX試験は5年前から実施しています。
大きさは、横幅2m、奥行2m、高さ2mの8立方メートルのボックスです。真ん中のBOXは基準性能を出すため24kg高性能グラスウール断熱材を100mmの厚さに入れてポリフィルムでしっかりと気密をとります。写真のような全く同じBOXを数個以上つくり、100倍発泡断熱材、他社メーカーのウレタン断熱材、ファースの家専用のエアライトなどを各部位の厚さの平均値がグラスウールと同じ100mmになるように設えます。
この実験BOXには、100wの電球を一個点灯させてBOX内を加熱します。このようにして加熱試験をすると断熱材ごとにその性能を確実に立証出来ます。外気温とBOX内の気温は比例しますが、GW24kgとエアライトでは約10℃の違いが出ます。また其の他の断熱材はGWとエアライトの中間あたりに位置します。
【比較詳細は此処から見て、グラフを拡大してください】
この気温の差は、その分の暖房費に関わる事になり、住んだ翌月から住み続ける限り、つきまとう温熱性能なのです。また、この実験BOXのグラスウールは、カラカラに乾燥しています。中に人が住んで生活をして湿ってくると、この数値を保持出来ません。同じ事をスポンジ状態の100倍発泡断熱材にも云える事です。いずれも壁や天井裏、床下に隠れてしまうために軽視しがちですが、重要な意味のある部位性能と云えます。
今日は終日、氷点下の真冬日なので断熱材ストレス実験には最適の日とも云えそうです。

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