豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

復興対策と森林活用…東京都内~仙台市

2012-05-18 18:34:46 | ファース本部
現在、震災特別事業で様々な支援制度が出来ており、3・11震災で罹災者証明が交付される対象者には、低金利ローンでの建替えやリフォームなどが出来るようになっています。
今日はその被災三県のうちの宮城県仙台市で「ファース概念講習会」を行いました。

災害復興については、過去に遭った阪神淡路や中越沖などの震災なども、関係者の懸命の努力で見事に復興を成し遂げて参りました。
3・11震災は更に甚大な津波と震災でしたが、必ず復興を為し遂げるものと思われます。

この復興事業では、緊急性が伴って足元に目が及ばない場合が往々にしてあります。
東北は森林資源の豊かなエリアでもあり、余裕があれば林産業と連携しながら地元木材を多用した復興住宅が望まれます。
森林環境が伴えば、必然的に田畑や河川の水が浄化され、その水を注いだ海水プランクトンが増えて漁業にも貢献します。

本来ならば、木造家づくりと森林育成とは一体化した事業であって欲しいモノです。
災害復興住宅には、行政として急場を凌いだ後に、地元木材の使用奨励を促す政策や指導も必要なのでしょう。
森林が豊かであると、農作物が豊かになり、川が綺麗になって、海に魚が戻ってきます。
一次産業の多くが都会から離れた地方にあるため、地域活性化にも繋がります。
雇用が生まれ、少子化現象にも歯止めをかけること出来そうです。

ともあれ、あらゆる産業を一方向からみるのではなく、多方向から俯瞰すると様々な可能性が産まれてきます。写真は今朝撮った東京駅の新幹線の枕木です。
木材の枕木が、なんと田舎ではなく、東京駅の新幹線レールに使用されている事にとてつもない感動を覚えました。

さて、東京では好天な朝だったのですが仙台は強めの雨が降り続いています。
明日は、北斗市に戻り、上磯中学校の体育祭に参加したいものです。
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