豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

ジャズを愛する人々がいる…都内新宿~大崎

2012-05-04 22:31:07 | ファース本部
ジャズを愛する人々には、あの激しいリズムの奏でる音域の中に様々な人間模様が浮き出て見えるようである。文献によるとこのジャズは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、アメリカ・ルイジアナ州のニューオリンズで誕生したと云う事です。

ニューオリンズはフランスの植民地でしたが、そのため白人と黒人の文化が交じりやすく、初期のジャズ奏者となったのは、フランス系の血を引いた、少しばかり裕福な黒人や、アフリカ系の人々だったようです。ニューオリンズは、クレオールなど、黒人や白人の音楽文化が混在していて、西洋的要素を持った黒人たちの音楽が発展していったようです。

世界中の民族や文化が集まる港町ニューオリンズでは、港で働く人たちの労働歌、ブルース、ゴスペル、軍歌ブラス・バンドといった音楽に、オペラや室内楽などのヨーロッパの伝統音楽や黒人霊歌などのアフリカの伝統音楽の要素が加わり、アメリカ独特の音楽表現として生まれたのがジャズなのだそうです。今のアメリカの歴史そのものだと云う事です。

生きるために労働を強いられ、働いて、喰って、寝るだけの生活から、生まれ出た音楽。それがジャズ音楽なのだと。ゆえにこのジャズを愛する人々は、ジャズ以外の音楽より、はるかに意義深い感慨を持つのであろう。ジャズを愛する人々の心情が解る気がする。

今日は長男の経営する新宿四谷三丁目のジャズ喫茶「茶会記」(写真は玄関先の看板)でジャズを愛する人々が集うイベントに参加する機会ありました。
約3時間余り、ジャズを聴きながら、ジャズを愛する人々の話を聴く事が出来ました。

クラッシック、ジャズ、演歌、民謡などそれぞれを愛好する人々には、幾通りもの意味合いがあるのでしょう。今日はジャズに入り込んだ3時間、あっと言う間に過ぎました。
音楽には、人の根源である哲学的なアイディンティーが込められていそうです。
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