豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

復興バブルと云う嵐が…福島市~いわき市~郡山市

2012-09-13 19:38:54 | ファース本部
大地震と大津波を受けた被災地周辺の都市では、激しい需要バブル需要が始まっています。
消費税増税の掛け込み需要は、来年中旬以降がピークであるとの見通しが圧倒的でした。
ところが多額の予算を注ぎ込んでの復興需要は、当初目論みより大きく作用していそう。

加えて原発事故で13万人もの方々が郡山市、福島市、いわき市などに住み始めています。
このエリアは、アパートやマンションの空き部屋率がゼロ%だと云います。
また帰郷を諦めた人達は、親戚や縁者の多いこの地域に家を建築し始めました。

需要に対し供給が間に合わず一部の地域でコンクリートなどの値上がり大きいだけでなく、発注から供給まで一ヶ月も要すると云います。
一般資材も復興地域に通常の数倍近い量が流れるため、全国的な資材の値上がりが想定されます。

これらの地域では大工さんなどの職人不足が深刻化しており、かなりの高額賃金を提示して職人不足を補うため、人件費の値上がりも想定されます。これで被災地以外の地域は、資材購入と人材確保のため影響を受ける事となり、これに消費税増税マインドが加わるため、更に深刻になりそうです。
早目、早目に資材購入、人材確保の施策を講じておくべき。

今日は、いわき市のファース工務店、鈴蔵工務店さんを訪問しました。
写真は社長の鈴木圭蔵さんです。鈴蔵さんは、震災復興や原発対策事業に全く関係のない2棟のファースの家の建築準備を進めており、バブル状態を回避するための人界作戦を講じておりました。

さて、今日は、福島市から、いわき市、郡山市と移動の大きな1日でした。
バブルは必ず弾けます。バブルと云う大嵐が過ぎ去った後の対応策を思案してきました。
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