豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

国家財政と国の在り方…函館市~北斗市

2012-09-22 14:08:29 | ファース本部
何とも盛り上がりに欠けた民主党代表選挙でした。
政権交代に期待した私達庶民は、新しい日本の在り方を重ね合わせました。
自民党と官僚の政治から、人のため、地域のための新しい国の在り方を夢見て。

当時の民主党は、財布を握ったら十数兆円くらいの財源確保は出来ると云い切っています。
そして公開性の事業仕分けは、なるほどと頷ける形で期待を更に膨らませました。
当時の鳩山総理の国連でのCO2マイナス25%宣言は、国際社会をリードする頼りになるリーダーと映ったのでした。
民主党への期待は確立してわずか2・3ケ月のこのあたりまで。

「最低でも県外」との普天間問題の顛末と権限の伴わない事業仕分けは、国際社会のリーダーどころか、私達の膨らんだ期待を一気に萎ませる要因となりました。
次の菅総理の落ち着きのない言動と行動にも安心感を得ることが出来ませんでした。

そして現在の野田政権は、消費税増税のタイミングを完全に逸しています。
確実に徴収できる消費税は、環境が整えばアップすることにそんなに大きな抵抗などないはずです。
このデフレ経済の中の増税は、実際の歳入増加にならないとする識者もいます。

まして5%をあげても13兆円、現在の借金利息の23兆円の半分、元金もそのままです。
為すべきことは、内需拡大での景気浮揚しかありません。
田舎に置いてきぼりの休耕地を活かし、一次産品の量産と、田舎に二次加工ラインを作り、雇用拡大。
子育ては、地域コミュニティーを活用して高齢者の活動の場所を増やします。
少子化現象を喰い止めなければ次々と国力低下が進んで行きます。

今回の党首選挙でこの具体的な国力浮揚論が聞けなかったことはとても残念だ。
さて、秋分の日の今日は気持ち良い秋晴れに恵まれました。
写真は付近の田圃の刈入れ風景ですが、この澄み切った空のように将来の国家像を作り上げる政治体制の構築が必須では。

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