豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

中卒者の人生は…北斗市

2014-02-07 18:07:28 | ファース本部
2011年から実施されている高校授業料無償化制度などの背景にあり、少なくとも高校だけは卒業させなければとする意見が大半を占めています。私は中卒ですが私のような中卒者と同期の高卒者、同じく大卒者、大学院まで行った同輩と今も親交があります。

それぞれがそれなりに人生を謳歌しているように見えます。
私のように色々な事情で高校進学が出来ずに就職した人も何人かは存在致します。
私達の年代では、中卒者、高卒者、大卒者の人生プロセスを客観的にみることが出来ます。

私達が中卒で出来る仕事とは、カラダで行う事が殆どです。私の場合はトビ職でした。
トビ職の世界に入るとその仲間の殆どが中卒です。少しでも早く身体で仕事を覚えるには、中卒が当たり前でもっとも有効なのでしょう。理屈ではなくカラダが動いてくれるのです。

中卒の世界でも知恵や工夫を活かせる人は、グループを任せられるようになります。
グループリーダーの仲間にはかなりの高卒者がいるようになり、それでも叩き上げのグループリーダーは、更に大きな組織を切り盛りするようになります。そこには既に大卒者が多く存在致します。中卒者の中ではそれを超越するモノも出てくる場合も多くあります。

モノづくりの職人はカラダに仕事を覚えさせるため、中学の頃から馴染ませると有効です。
理髪師、美容師、大工、左官などの技能を有する仕事は、カラダの成長に合わせて覚えさせることが必須だと云います。資格試験などに必要な勉強は後からでも間に合います。

私も2級ですが建築士資格を取得するためには、それなりに勉強しました。
建築、土木、管、造園施工管理技術士の資格を取得するにも相応の勉強はしたものです。
カラダで覚えた仕事に対し、理屈付けをするのは意外と簡単なのかも知れません。

弊社のスタッフも殆どが高卒者です。しかし今や連携企業の担当者の大卒者とは、見劣りしない仕事をしています。現場を知っている強みなのかも知れません。
中卒者の同輩でも大卒者と変わらぬ豊かな人生を楽しんでいる人も多く存在致します。
どうも人生は学歴だけではなさそうです。

写真は研究開発室の窓から撮った駒ヶ岳ですがこのツララが…
ツララも雪も積もらない屋根の研究開発を行っております。
ヒートポンプを用いたかなり高度な研究テーマです。
さて、今日は気温-8℃、社内に篭って仕事していました。

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