豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

調湿と断熱・気密と健康住まい…函館市~北斗市

2014-02-18 17:51:39 | ファース本部
今日の北海道の気温はおよそ-5℃、湿度60%の地域が多くなっております。
この時に空気中に含まれている水分量の事を絶対湿度と云いますが、その絶対湿度は1.6gです。
同じく今日の東京は気温+5℃、湿度30%となっているようです。
この時の絶対湿度は1.6gと北海道と東京は同じなのです。

夏場になると東京の気温30℃、湿度80%の日々が多くなります。
この時の絶対湿度は21.6g。これは冬の20倍もの湿気量となります。
北海道の夏は気温25℃、湿度50%くらいですが、この時の絶対湿度は9.9gで東京の半分以下になることから北海道が爽快なわけです。

乾燥すると風邪を引き易くなり、肌荒れや喉を傷めたりすることが多くなります。
乾燥を防ぐため加湿器など用いる場合がありますが、家が隙間だらけだと加湿した水蒸気が直ぐに外に抜け出てしまいます。
加湿をし過ぎると結露が起き易くなり、カビの胞子がハウスダストになるなどの弊害も。

そのため、家の中の湿度を一定化にする「調湿」の必要があります。
機械的な加湿器や乾燥機などを用いる方法もありますが、家の隙間を徹底的に塞ぐこと前提となります。
またグラスウール断熱材は乾燥空気を静止させて断熱性能を保持します。
いわゆるとてもデリケートな断熱材でもあります。

私達のファースの家は、調湿を行うために昭和63年に樹脂発泡断熱手法を取り入れました。
また、換気量を最小限にするため日本で初めてのオール電化専用工法にしたのです。
今日も家全体を効率よく冷暖房と調湿ができるための研究開発を行っておりました。

今日は函館市内の有力ビルダーを訪問し、調湿の出来る家づくりの効能について話をしてきました。
写真は自分の執務室の温湿度計ですが、いつもこの数値を注目しています。
普段は雪の少ない地域での豪雪がニュースとなっておりますが、道東の知床半島の付け根あたりの地域では今でも猛吹雪となっており。
この地域には仲間も多くおり、夜になると氷点下10℃にまで気温低下することからとても心配をしております。さて明日は北海道でも有数な豪雪地域の岩見沢市を訪問する予定です。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする