豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

スピーチの極意とは…北斗市

2014-02-12 18:44:01 | ファース本部
新年恒例の会合があちこちで行われております。
どの会合でも主催者の挨拶から始まって、来賓スピーチやゲストスピーチが行われます。
新年の挨拶から始まるスピーチは、殆どが判で押したような同じ内容となります。
このような会合で挨拶するお歴々は、いずれも社会的にも高い立場の方々です。

いわゆるスピーチ慣れした人達ばかりですが、会合をはしごして回るらしく、スピーチ直前に現れて、早々と退席してしまいます。
場慣れと挨拶慣れは、聴く人に何の教訓も与えない場合があります。
特に前に登壇した人のスピーチを聞いていないため、前登壇者と矛盾した内容のものもある始末です。

私も、年に数十回以上も講演やスピーチを行う、場慣れ、挨拶慣れをしている部類です。
自分がスピーチを行う場合は、事前に主催者からその会合趣旨を充分に聴き込みます。
必ず、開催前に着座して前の方の話を聞いて取材し、自分の後に登壇される方がいる場合はその方の肩書きや立場を把握した上で登壇する事にしています。

イベントの挨拶の場合は、3分間プラスマイナス30秒を厳守しなければなりません。
この3分間で一言だけを聴衆の心に遺せるように研ぎ澄ますのですが…
全神経を集中させ、常に緊張状態においておかなければなりません。
それでも自分自身が心から満足したスピーチと言えるものは殆どありません。

会合で新入メンバーの紹介などがあり、その初々しい挨拶は、とても心魅かれるものです。
経験の少ない人は、大勢の前で行うスピーチを起承転結に話を組み立て、それに程よい緊張感で全身が高揚しており、スピーチに魂が入るからだと思われます。

スピーチもさる事ながら、人生にも経営にも常に程よい緊張感が必要なのでしょう。
特に建主さんの一生一代の家づくりに携わる我々工務店経営者は、いっそう厳しい緊張感を持つべきです。

一昨日は、ファース全国大会を大阪で開催しましたが、大切な時間と費用を費やして参集した人々に、中身の伴わなず、心に残らないイベントだとしたら罪深き事です。

明日は上磯中学校2年生生徒230名を対象にした課外一時間授業の講師を務めます。
スピーチと講演では意味合いが全く異なるため責任重大です。
写真は一昨日の全国大会のスナップの一枚ですが、この人々を何処まで満足させたのか…

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