豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

地域工務店と地域コミュニティ…倉敷市~岡山市~大阪市内

2014-07-14 21:52:53 | ファース本部
地域工務店経営者の多くは、その地で生まれ、その地に骨を埋める宿命を持っています。
今日、訪問した倉敷市内のファース工務店、林建設さんは、その典型的な経営者さんです。
昨年、奥様を亡くした社長の林正志さんを慰問とご焼香を行うため、弊社の副社長(家内)を伴って訪問しました。(写真の前が正志社長と弊社副社長、後方右が専務の俊文さん)

根っからの大工職人であった林正志さんは、以前、大勢の大工さんを抱えながら、地域のスーパービルダーの下請業で独立しました。
10年前には、順調だった業績も元請が相次いで倒産し、多額の損失を被っただけではなく、大工の仕事を逸することになりました。

どんなに匠の技が優れた大工職人を抱えていても、仕事が無ければ本領発揮はできません。
付き合いのあった販売代理店の備前アルミさんの今は亡き先代社長の元家さんに相談し、ファース・グループに加盟して元請でデビューすることを勧められ、現在に至ります。
現在は備前アルミさんも二代目経営者になりましたが、とても良いチームワークです。

ところが10年前、明日はどうなるかも解らない厳しい経営状態であったようです。
もともと林社長は、腕の良い大工職人であると同時に、顔や風貌に似あわないような朴訥で人柄の伴った人格者です。
また、亡くなった奥様の和美さんは、どんな状況の時にも、林社長を後ろからそっと支える優しい気遣いの出来る方でした。
くも膜下出血で昨年夏に急逝されたのですが、ご家族や建主さんから強く慕われた方でした。

亡くなった奥様も含む林チームが施工するファースの家は、短期間のうちに建主さんとの信頼度を増して行き、建主さん主導型の工務店経営が出来るようになります。
林建設は正志社長、専務の俊文さん、次男の真二郎さん、ともに大工職人であるとともに地域活動に熱心に取り組んでいます。
まさに地域コミュニティを構築しつつ工務店経営を行っていました。


多くのファース工務店には、ユーザー友の会を設立しておりますが、林建設さんもファースの家ユーザーさんが中心となって地域活動を行っています。
今後は、ファース工務店が中心となり、高齢化する建主さんのライフサポートを実践する仕組みを整えて行くことになりそうです。
さて、明日は建材メーカーの工場を見学します。

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