豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

人の寿命と足跡は…函館市~北斗市

2014-07-18 17:54:09 | ファース本部
人の寿命はどんなに長くとも限界がやってきます。
しかし、その人の残した足跡はいつまでも永続することでしょう。
一人の人がこの世に存在したあかしとして、その人の思想、志、人との関わりなどが。
また、子供のいる人は、次世代を構成する子孫継承にも貢献することになります。

私自身の唯一の師匠は、若くして亡くなったトビ職の親方ですが、任侠世界の荒くれ男を見事にまとまる統率力に今でも感銘を受けています。またマニュアルのないトビ職の仕事から創造的思考を生み出す方法をカラダで教えてくれたもの師匠でした。
その師匠は、トビ職人を通じて多くの人材や思想を残してくれたようです。

工務店経営者には、個人の肉体的寿命には限界があっても、建築した建主さんがいて、家族がいて、その家が在る限りメンテナンスフォローを行う責任に伴います。
つまり工務店としはいつまでも永続させる仕組みづくりが経営者の責務なのでしょう。

今日は、弊社ハウジング事業部担当常務の小泉泰久の奥さんが膵臓がんで昨日亡くなったのですが、彼女の納棺に立ち会って来ました。昨日、山形から戻り病院に直行しましたが、相当に荒い息遣いでした。その1時間後に満52歳で臨終することになります。

彼女、小泉万里子さんは、病魔に侵され、何度も入退院を繰り返していたのですが、どんな時にも私達には笑顔しか見せませんでした。先月上旬には、ステージ4との宣告を受けているにも関わらず、自宅療養で小泉家(当方の隣に住む長姉が義母)を訪問した際には笑顔いっぱいの挨拶を受けました。あの笑顔がいつまでも目に焼き付いています。

彼女は二人の息子を残しましたが、この二人の息子はとても両親と祖母思い子供達です。
彼女は、次世代を引き継ぐ有望な息子たちに、人に対する優しさと思いやりの大切を、身を持って教えてきたのでしょう。万里子さん、病魔とはもう闘わなくともよいのですよ…

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする