豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

ライバルは良きパートナー…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都内~宇都宮市

2014-07-23 20:28:02 | ファース本部
地域工務店は、生き抜くために少ない物件を取り合う受注競争を余儀なくされています。
先ずはハウスメーカーつまり量産住宅会社の営業攻勢に打ち勝つのが先決です。
デザイン性などの提案力と敏速性、それに訓練された営業マンの好感度などは、どれをとっても地域の零細工務店にはかなわないモノばかりを備えています。

しかし家を売る会社、ハウスメーカーを嫌うユーザーさんも半分は存在すると言われます。
住宅市場をみても業界の数パーセントしかないハウスメーカーやスパービルダーで、約半数の住宅を受注しており、残りの半分を全国10万社に及ぶ地域工務店が受注しています。

その10万社の工務店はともにライバル同士と言うことになりますが。
私達のファースグループは、仲間の工務店どうしの連帯力が大きな営業力になっています。
道東に位置する網走などのFAS工務店は、仲間の連携を図るため、最初に地域ファース会「オホーツクファース会」を立ち上げました。現在は全国各地にその輪が広がっています。

今日は栃木ファースの会(会長、オースタム社長の鈴木松男氏)総会にお邪魔致しました。
地域ファース会は独自の自立した活動を行っており、私達ファース本部に要請があったときに参加いたします。2020年に完全に義務化となる省エネ法に対する工務店経営について勉強しました。

ファースグループは25年前から実践していたファースの家をそのまま建築するだけです。
しかしながら営業切り口は時代背景に合わせて変えて行くことになります。
省エネ住宅は、健康空間であることを、エビデンスを用いて広報する必要がありそうです。

写真は総会後の基調講演中のスナップです。
今日は工務店経営者さん、現場監督さん、協力業者さんなどと、幅広いジャンルの人でしたので、小難しい話を避け、自分のトビ職時代のエピソードから、ファースの家が生まれるプロセスを話題に致しました。
仲間づくりこそが地域工務店が生き抜く最良であることを実例の話にまとめました。

さて、10年近く前に全国大会in栃木を行って以来、久々の宇都宮宿泊となります。
明日は一旦東京都内で仕事をしてから、信州方面に向かうことになりそうです。

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